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▽Ｌ サイズ 1枚 300円
▽ＬＬ サイズ 1枚 500円
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（Ａ４サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加） |
Ｌ サイズ
（8.9×12.7センチ） |
1枚 300円 |
ＬＬ サイズ
（12.7×17.8センチ） |
1枚 500円 |
Ａ４ サイズ
（21×29.8センチ） |
1枚 1,200円
（ラミネート加工は300円追加） |
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みんなで弾いて町を元気に−五ケ瀬
「五ケ瀬町民と観光客が一緒に楽しめる場所を」。そんな願いを込めて、町立五ケ瀬中学校生の提案したストリートピアノ「雲の上のピアノ」が２３日、同町桑野内の五ケ瀬ワイナリーに設置された。発案した３年生＝１６日に卒業＝の戸�睛�実さん（１５）は「実現すると思っていなかったのでうれしい」と喜んでいる。
◆延岡大空襲を逃れたピアノ
ピアノは終戦前の昭和１９（１９４４）年ごろ、同ワイナリー近くにある上組小学校の佐藤喜高・第１０代校長の声掛けで、延岡の知人から「空襲で焼けるよりは使ってほしい」と２０００円（現在の８０万円ほど）で同校が譲り受けたもの。当時の小学３〜６年生約１００人が背板を運ぶなど働いて資金を調達したという。
同小の卒業生で４歳からピアノを習っている戸�發気鵑蓮�昼休み時間などにこのピアノを弾いていた。また、四国旅行の時に見たストリートピアノが思い出に残っており、五ケ瀬中学校３年生が町に提言する「五ケ瀬デザインプロジェクト」の際、「ストリートピアノで町を元気にしたい」と発表して入賞した。
実現に向けて同町教委が、黒だったピアノを水色に塗り直した後、戸�發気鵑蕋廓�生が山々や田畑、五ケ瀬川、しだれ桜といった五ケ瀬町の風景などを描き、見る人の気持ちを明るくする色彩豊かなピアノになった。
除幕式は２３日に同ワイナリー「風のホール」であり、猪野貴一教育長が「ピアノの調べがこれからも永遠に桑野内地区、五ケ瀬町に響くことを願っている」とあいさつした。
五ケ瀬中３年生と上組小５年生による除幕の後、同町でピアノ教室を主宰する寺本かおりさん（５３）が「Ｈｏｎｅｓｔｙ」（ビリー・ジョエル）「夜に駆ける」（ＹＯＡＳＯＢＩ）の２曲を演奏。出席者で上組小校歌を斉唱した。
式後、寺本さんは「歴史のあるピアノ。ありがとうという気持ちを込めて演奏しました」。
４月から延岡市内の高校に通う戸�發気鵑眈�学校卒業以来３年ぶりに演奏。「懐かしい感じ。また町に戻ってきた時には弾きに来たい」と笑顔で話した。
同町教委によると、ピアノは同ワイナリーワイン館の玄関前に置かれ、誰でも演奏できるという。