優秀賞に河野指導教諭（田原小）
本紙掲載日：2021-03-16
8面
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教育研究論文、５小中学校７人が提出−高千穂町教委
高千穂町の小・中学校教職員教育研究論文表彰式はこのほど、町コミュニティセンターであり、優秀賞に田原小学校の河野和寿指導教諭（４１）の論文「『主体的・対話的で深い学び』を実現する算数科学習」が選ばれた。主催は町教育委員会。
今年度は、町内５小中学校の教諭ら７人が論文を提出した。町校長会が児童生徒の変容や論文の構成、記述の明確さなどの観点で審査。優秀賞、優良賞、奨励賞各１点、努力賞４点を決めた。最優秀賞の該当はなかった。
式では、�霤帳�一教育長が「新型コロナによる臨時休校などで、７人はずいぶん苦労して論文を作り上げたと思う。力を磨くためにも論文を続けてほしい」とあいさつ。受賞者一人一人に表彰状を手渡した。
審査委員長を務めた上野小中学校の八源寺正弘校長は「ずいぶん議論したが、（新型コロナの影響があった）今年でなければもっと実践できていたと思う。こういう時期だったため、今年度は最優秀賞を外した」と講評した。
受賞者を代表し、河野指導教諭が「多くの先人や書籍、職場にいる同僚や先輩教師から学ぶことで子どもたちへのアプローチはより確かなものになってくる。失敗した時に歴史を見返し、どうすれば良いのかを考え自分を高めていきたい」と謝辞を述べた。
優秀賞を除く各賞の受賞者は次の通り。
【優良賞】永田敏子（高千穂小栄養教諭）
【奨励賞】長沼明日香（高千穂中栄養教諭）
【努力賞】岩田賢祐（高千穂小教諭）中村祐美（同）佐藤麻知子（岩戸小教諭）渡部直美（田原中教諭）