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ヘグロ塗り「おさらばー」

本紙掲載日:2021-03-15
3面
「おさらばー」と別れの言葉を掛ける神門神社の一行
ヘグロの量も縮小気味。それでも本殿は満面の笑みが広がった
別れが寂しくて涙する子ども

百済王族の亡命伝説−師走祭り

◆神門神社の中塩屋総代長・無事に終え、絆深まった

 美郷町南郷の神門神社と木城町の比木神社に伝わる百済王族の亡命伝説にちなむ「師走祭り」は14日、神門神社などで最終日の「下(くだ)りまし」を行った。新型コロナウイルスの影響で日程を変更し、例年より1日短い2日間の祭事を締めくくった。

 伝説によると、滅亡した百済から王族が日本に亡命し、父・禎嘉(ていか)王が日向市金ケ浜、長男・福智(ふくち)王が高鍋町の蚊口浦に漂着したとされる。祭りでは、比木神社の一行が神門神社を訪ねて巡行し、年に1度の再会を果たす。

 最終日は、午前中にご神体の衣替えをした後、午後からは本殿で別れの神事を営んだ。別れの座として両神社の神職や総代らが杯を交わした後、互いに別れの悲しみを隠すために墨を顔に塗り合う「ヘグロ塗り」を行った。

 例年、顔が真っ黒になるほどだが、今年はマスクを着用しているため、おでこや鼻など顔の一部にそっと塗り合った。

 その後、全員で鳥居をくぐり、いよいよお別れ。神門神社の一行は、田んぼ道を歩いて帰って行く比木神社の一行を横一列になって見送り。互いの姿が見えなくなるまで「おさらばー」と大声で別れの言葉を掛け合っていた。

 神門神社の中塩屋敏幸総代長(78)は「歴史を途切れさせる訳にはいかなかったので、どんなに縮小してでも実施するつもりだった。困難な状況下で無事やり遂げたことで、さらに絆が深まったのではないか」と話した。

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