健康経営優良法人に認定

県北１２法人、上位４法人はブライト５００

　県北の１２法人が４日、経済産業省などが選出する中小企業法人部門で「健康経営優良法人２０２１」に選ばれた。

　このうち、日向市内のＭＦＥＨＩＭＵＫＡ（製造業、本社日知屋）、旭建設（建設業、同向江町）、マルイチ（スーパーストア、同江良町）、ふくじゅそう（同日知屋、高齢者福祉施設）の４法人は、今年度から創設された上位法人に与えられる冠「ブライト５００」に認定された。申請時の選択項目１５件中、１２件以上に適合していることが条件で、県内からは９法人のみ。

　健康経営優良法人の認定制度は、保険者（健康保険組合）と連携し、日本健康会議が進める健康増進の取り組みを基に、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を同健康会議が顕彰する制度。経済産業省が主導となり健康経営を推進する取り組みで、２０１７年に同省と同健康会議によって始まった。

　健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから、「従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目的としている。

　５回目となる今回、中小規模法人部門に７９３４法人、このうち上位法人「ブライト５００」に５３６法人、大規模法人部門に１３０１法人、このうち上位法人「ホワイト５００」に５００法人が認定された。

　県北から中小規模法人部門で認定された「ブライト５００」を除く法人は次の通り。

　延岡市＝アシスト（保険業）、イエムラ（製造業）、延岡商工会議所▽日向市＝アキタ製作所（製造業）、グローバル・クリーン（サービス業）、天領うどん本店（飲食サービス業）、日向商工会議所▽門川町＝クリエート（情報通信業）