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生活の中にある美(8)−県北の土木構造物

本紙掲載日:2021-03-06
7面

春浅き渓谷の町を彩る

◆大内原橋と小原橋(美郷町西郷)

 美郷町西郷の農林産物直売所「美郷ノ蔵」に隣接しているのが大内原(おおうちばる)橋。耳川水系の西の八狭川にまたがる。新旧が並んでおり、ともに桁橋で現役。近くには石峠レイクランドにつながる石峠橋(下路式のアーチ橋)もある。

 小原(おばる)橋は橋長81メートルの下路式のトラス橋。耳川にまたがり、小原地区同士を結ぶ。親柱には、同区出身の歌人・藤田世津子が詠んだ2首「ものみなのやさしさこころに沁(し)みわたる一生なりけりただありがたう」「生きてゐるただそれだけのうれしさに春浅き渓谷の水掬(すく)ひけり」が刻まれている。

 日向市から美郷町―諸塚村―椎葉村―熊本県山都町に至る国道327号は、入郷地域の経済、文化の発展に欠かせない幹線道路。同線のうち、美郷町西郷―諸塚村―椎葉村までの区間は「百万円道路」と言われる。日本三大財閥の一つ住友財閥が同区間の工費、100万円を寄付したことに由来している。3橋ともこの区間にある。

 耳川流域の水利権を独占していた住友財閥は1925(大正14)年、ダムを建設する代わりに同区間を整備する契約を県と締結し、28(昭和3)年に着工。その後は県の事業となったため、工費を寄付した。33年の開通により、耳川沿線地域の夜明けとも呼べる時代が到来した。

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