３日から、県立高校一般入試
本紙掲載日：2021-03-02
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臨時休校に配慮・出題範囲を縮小
県立高校一般入試は、３日からの２日間、各高校で実施される。
３日は国語、理科、外国語（英語リスニングテストを含む）、あさっては社会、数学、面接の試験が行われる。学力試験の試験時間は各５０分。
県教育委員会が２月２４日に発表した最終志願状況によると、全日制は５２７３人の募集に対し、志願者が４３３２人で倍率が０・８２倍。定時制は４３７人の募集に対し、志願者１６１人で倍率が０・３７倍で、いずれも昨年度の倍率を下回った。
県北では、全日制９校２９学科、定時制２校３学科の計３２学科のうち、２４学科で志願者数が募集人員を下回った。
一方、県北で最も倍率が高かったのは富島の経営情報科で１・５倍。次いで延岡工の情報技術科、土木科が１・４５倍、延岡のメディカル・サイエンス科、日向工の機械科が１・２５倍と続いた。
なお今回の入試は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校への配慮として、学力試験５教科全てで、例年よりも出題範囲が縮小された。
また、県教委は昨年１２月２２日、新型コロナウイルス感染症罹患（りかん）者等で受検できなかった生徒に対し、今回に限り２３日に追試を行うと発表している。