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コロナに負けるな!−コノハナロードに風車1400本

本紙掲載日:2021-02-24
1面
桜、菜の花に風車の青色が加わり、さらに華やかになった
風車には「コロナ撲滅」「ありがとう」などメッセージが書かれている
風車を取り付ける岡富中1年生(22日午後、延岡市野地町のコノハナロード)

岡富中生が呼び掛け−16校で作り、応援隊も協力

 延岡市野地町の五ケ瀬川右岸堤防(愛称コノハナロード)に22日、市内の中学生が作った風車が飾られた。堤防に咲くピンクの河津桜、黄色の菜の花に、新たに加わった風車の青色が訪れた人たちを楽しませている。風車は「コロナの早期収束」「コロナ差別の解消」「医療従事者への感謝の気持ち」「延岡市民の元気」の願いを込めて作られた。3月2日の午前中まで飾られる。

 岡富中学校(粟田茂樹校長)生徒会が呼び掛けた「コロナに負けるな笑顔を咲かせよう風車プロジェクト」で実施した。参加したのは、市内の公立中16校、県立しろやま支援学校、私立中2校の計19校。毎年、開催される延岡花物語のメインイベント「このはなウォーク」が今年は中止に。会場を飾る風車作りを担当してきた中学生が、「風車だけでも自分たちで作って飾り、少しでも元気を届けたい」と企画した。

 1月下旬に岡富中生徒会執行部が文書を通じて呼び掛け、文書が届いた全ての学校が参加に同意。同生徒会は2月上旬に同校ホームページで作り方の手順を説明。出来上がった各校からの風車の羽根が集まった。

 河津桜、菜の花などを整備、管理しているNPO法人コノハナロード延岡市民応援隊(松田庄司理事長)も相談を受け、「中学生のそうした思いは元気を頂ける」と協力。年明けから羽根を取り付ける軸の準備に入った。風車を回すねじも、これまで以上に回転しやすいようにと長いものに交換。20日には会員約20人が長いねじを取り付けた軸を同ロードの東側にある入り口から約750メートルの範囲に設置した。

 22日には同校1年生(112人)が、堤防に差し込まれた軸のねじに、今度は風車の羽根を差し込み、ペットボトルキャップでしっかりと固定した。風で回らない風車は、キャップの締め方をやり直すなど丁寧に作業、1時間ほどで「医療従事者への感謝の気持ち」を表す青の風車約1400本がずらりと並んだ。

 1組の田中夢奈さん(13)は「私たちだけが作ったのではなく、みんなで作ったもの。作った人みんなの思いを考えて取り付けた。回ってうれしい」、長友海遥さん(13)は「医療従事者に思いが届けばと思いながら飾った。しっかり回ってほしいと修正したり、立て直したりしたのでたくさんの風車が回るのを見てうれしくなった」と話し、「見て楽しんでほしい」と望んだ。

 執行部として企画に関わった2組の金丸月音さん(13)は「市内全中学校の協力でこんなに多くの数がそろい、自分たちのプロジェクトが形になってうれしい。桜、菜の花、そして風車を見て、元気や笑顔になってほしい。また、延岡の地域活性化につながれば」と声を弾ませた。

 「イベントが中止になる中で、子どもたちがやりたいと計画してくれたのがいいなと思った。私たちもぜひ協力して子どもたちの声を実現したいという気持ちだった」という松田理事長は、「コロナの早期収束や医療従事者への感謝の気持ちは見る人に伝わるし、元気や勇気をもらうと思う。いい風景だし、気持ちがいい」と、活動する生徒たちを優しいまなざしで見詰めていた。

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