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知事、日之影中で白熱教室

本紙掲載日:2021-02-13
3面
河野知事による白熱教室
保護者らの前で立志の決意を発表する日之影中2年生

立志式の2年生に助言やエール

 日之影町の日之影中学校(伊東泰彦校長)で10日、河野俊嗣知事による「白熱教室」があり、河野知事が2年生25人に将来への助言やエールを送った。白熱教室は県知事との触れ合いを通して郷土への関心を高めることなどが目的で年1回、県内の学校1校で実施されている。

 白熱教室は2年生の立志式に合わせて実施。「未来を築く新しい『ゆたかさ』への挑戦」と題し、生徒3人とのディスカッションや生徒からの質問に答える形で行われた。

 河野知事は、同町が世界農業遺産、ユネスコエコパークに認定されていることを挙げて「世界に認められ、五感で楽しめる魅力がある町。ぜひ、誇りに思ってほしい」と話した。

 立志式を迎えた生徒らへは「ふるさとに誇りを持って語れる人、変化に立ち向かう人になってほしい」とエールを送った。

 また、立志式では、生徒7グループが職場体験で学んだことをPR動画にまとめて発表。保護者らと向かい合って座り、1人ずつ決意や思いを「挑」「笑」など漢字1字で表して「大人になっても最後まで立ち向かえる人になりたい」などと発表した。

 本田香澄さん(14)は「自分の気持ちを表現する力を身に付けたいと思い『表』という漢字にした。日之影町はあまり知られていないので、こういう町だと語れる人になりたい」と話した。

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