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施設撤去が終了−計13施設の工事不要

本紙掲載日:2021-02-08
1面
基金清算などについてオンラインで協議した高千穂鉄道施設整理基金運営協議会(県防災庁舎)

残高実績に応じ清算−高千穂鉄道施設整理基金運営協

◆基金残高約5億2014万円

 高千穂鉄道(TR)施設整理基金運営協議会(会長・重黒木清県総合政策部次長)は4日、計画していた旧高千穂線の不要施設撤去が終了したことに伴い、使い切らなかった基金を、県と沿線市町の負担割合などに応じて清算する方針を確認した。

 同協議会は、旧TRが高千穂線の廃止に当たり、沿線の高千穂、日之影町と延岡市に無償譲渡した線路や鉄橋、駅、トンネルなどのうち、再利用できない施設の撤去費用を将来にわたって確保するため設置。2010年度から県50%、延岡市25%、高千穂町15・5%、日之影町9・5%の拠出比率で毎年、基金を積み立ててきた。

 当初は11年度から19年度までに43施設を撤去する計画だったが、高千穂町は観光用トロッコ列車の運行をはじめとする鉄道公園の整備を決定。撤去予定だった駅舎や橋梁(きょうりょう)など町内計7施設を有効活用することとした。

 延岡市も子育て支援総合拠点施設「えんキッズ」の整備に伴い、隣接する西延岡駅跡地の活用を決め、地域住民が生活道や休憩所として使うことになった短い橋梁(きょうりょう)や駅待合所など4施設も維持。日之影町も地元住民の要望で深角橋梁を残すこととし、撤去計画から除外した。

 この結果、計13施設の撤去工事が不要となり、基金残高は今年度末時点で5億2014万円となる見込み。清算に当たっては、県が相当の撤去費用を負担していることや、高千穂町が撤去を予定していた大半の施設で工事が行われなかったこと、各市町が有効活用する施設の維持管理など、拠出割合や今後の必要経費を考慮することとした。

 基金は県の条例の下で運用されており、清算については今後、県議会が決議することとなる。

 この日の協議会は県庁と各市町をオンラインでつないで開かれ、3市町は高千穂町の鉄道公園や、国の重要文化財に指定された日之影町と延岡市の鉄橋などを活用して観光振興に注力していくとして、県に支援を要請。重黒木会長は「鉄道遺産などについては、要望を聞きながら応援する姿勢に変わりはない」と応じた。

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