夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
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「生まれ変わって」願いを込めて修理
延岡市立図書館の事務所の片隅に、破損本の積まれた机がある。それを手に取り、黙々と作業に励む女性がいる。会計年度任用職員の伊藤いつ子さん(71)だ。
伊藤さんは、修理専門の職員。状態によっては1日かかる時もあるが、針や竹串などさまざまな道具を巧みに操り、週3回の勤務で月平均25冊を直す。修理歴は今年で6年目になる。
細かな作業が必要で、指先にはいつものりが付く。だから「どうしても指は荒れる」。それでも「生まれ変わって」と願いを込め、市民の財産を一冊一冊守っている。
欠かせない道具の一つが、本を挟むクリップ。その中に「お医者さん」のラベルが貼られたものがある。「私専用に職員が作ってくれたんです」と照れくさそうに笑う。
2019年度に〃治療〃したのは946冊。「ボロボロになるのは、幅広い世代に読み継がれる本や人気本の宿命。でも、落書きされたりぬれたりする本もある。大切に扱ってほしいですね」
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20年4〜12月に修理が必要になった延岡市立図書館の本は、850冊に上る。その多くをよみがえらせる〃本のお医者さん〃の技や思いに迫る。
(土曜日掲載)