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千徳酒造−「立春大吉」3日発売

本紙掲載日:2021-02-02
2面
3日の「立春」に合わせて本数限定で販売される「立春大吉」

1000本限定、純米吟醸の縁起酒−延岡

 延岡市大瀬町の日本酒蔵「千徳酒造」(門田賢士社長)は、3日の「立春」に合わせて純米吟醸酒「立春大吉」を発売する。300ミリリットル瓶入りで1000本限定。価格は650円(税込み)。同社「はなかぐら館」と市内小売店で扱う。

 日本酒の世界では、旧暦の一年の始まりである立春を節目ととらえ、春を祝う酒を造る蔵元が多い。同社でも2019年から「立春の特別なお酒を」の思いを込めて、この季節の銘柄として仕込んでいる。

 県産の酒造好適米「山田錦」を60%まで磨いたぜいたくな原料を使用した。搾った生酒をろ過せず、氷温で熟成した寒熟純米吟醸酒。爽やかな香りとこくのある酒に仕上がったという。アルコール分は16度。

 同社は「一年の無病息災を願って仕込んだお酒。最も寒い時期に出すお酒なので、冷やでもかんでもおいしく飲めるように生貯蔵酒として販売している。ぜひ味わって」と話している。

 問い合わせは同社(電話延岡32・2024)。

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