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絶滅危惧の48種確認−高千穂町鳥屋岳

本紙掲載日:2021-01-15
7面
「宮崎の自然と環境」第5号

「宮崎の自然と環境」第5号で報告

 自然・環境の研究者や愛好者らでつくる宮崎の自然と環境協会(岩本俊孝会長)がこのほど、会員向けの冊子「宮崎の自然と環境」の第5号(A4判96ページ)を発行した。

 動植物や地質などさまざまな分野で調査・研究を続ける会員が、その成果や現状などを投稿。専門的な内容をカラー写真や図表を使って分かりやすく紹介している。

 このうち、宮崎大学大学院農学研究科の前田恵未さん、高千穂森の会の興梠幸男会長、宮崎大農学部の西脇亜也教授の3人は、高千穂町の鳥屋岳で確認したキレンゲショウマ、クマガイソウなど絶滅危惧の植物種について報告している。

 同町押方の鳥屋岳は、興梠会長が所有・管理する約8ヘクタールのスギ人工林が野生動植物の重要生息地に指定されている。一昨年から昨年にかけて調査したところ、絶滅危惧の植物48種類を確認したという。

 前田さんら3人は「下刈り管理が木本(もくほん)の成長を阻害し、草本(そうほん)主体のレッドリスト植物種に有利となった可能性がある」と考察、「今後調査を継続すればさらに多くのレッドリスト植物種が確認されると思われる」と結んでいる。

 宮崎の自然と環境協会の岩本会長は「鳥屋岳は祖母・傾・大崩ユネスコエコパークで生物多様性の高いスポットに選定されており、貴重な資料となる。今後の調査研究に期待したい」と話していた。

 この他、2017年10月に串間市で確認された県内初記録のアカイセエビ、宮崎市の一ツ瀬川河口で14年から毎年越冬しているカラフトワシに関する報告なども掲載されている。

 同協会は、県内の自然や環境に関する分野横断的な発表の場をつくり、豊かな環境の保全につなげようと16年7月に発足した。

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