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国の重文に正式指定

本紙掲載日:2021-01-06
8面
旧綱ノ瀬橋梁
旧第三五ケ瀬川橋梁

近代遺産では県内初−昭和12、14年完成当時の技術を駆使

◆旧綱ノ瀬、第三五ケ瀬川橋梁

 延岡市と日之影町は、鉄道省の時代に建造された延岡市―日之影町の「旧綱ノ瀬橋梁(きょうりょう)」と同町の「旧第三五ケ瀬川橋梁」が、国の重要文化財(重文)に指定されたと発表した。国の文化審議会(佐藤信会長)が昨年10月、文部科学大臣に国重文指定を答申。12月23日の官報掲載で正式指定となった。近代遺産の国重文指定は県内初という。

 両教育委員会などによると、旧綱ノ瀬橋梁はTR高千穂鉄道の亀ケ崎駅―槙峰駅間の五ケ瀬川と綱ノ瀬川の合流点に架かり、1937(昭和12)年に完成。綱ノ瀬川に架かる全長約418メートル(延岡市側約315メートル、日之影町側約103メートル)で、鉄筋コンクリート造りの大アーチ1連(支間約45メートル)と、それを挟むコンクリート造りの小アーチ42連(市側33連、町側9連)で構成する。

 旧第三五ケ瀬川橋梁は同鉄道の吾味駅に近い五ケ瀬川本流に架かり、39(同14)年に完成。全長約268メートルで鉄筋コンクリート造りの連続方杖(ほうづえ)ラーメン(橋桁、橋脚、橋台がつながった構造)と、鋼製トラス橋(三角形を単位とした骨組み構造)を組み合わせた複合橋となっている。

 2橋梁は、いずれも日中戦争と前後する昭和10年代の鋼材使用が制限される中、当時の鉄道省が最先端の技術を駆使して完成させた橋で、近代コンクリート構造物の技術的な到達点の一つとして特に技術的に優秀な点などが高く評価されての指定となった。

 県内の国指定重文は、鉄造狛(こま)犬、高千穂神社本殿、木造神像(以上高千穂町)、神門神社本殿(美郷町南郷区)、那須家住宅(鶴富屋敷、椎葉村)など県北5件を含む23件となった。

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