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2020年を振り返る−東臼杵

本紙掲載日:2020-12-29
3面
来春4月に開校する西郷義務教育学校の完成予想図(美郷町提供)

県内初の義務教育学校増改築が着工−美郷町

◆土砂災害、今も3人が不明−椎葉村







■門川町

 西門川小学校と西門川中学校が昨年度末で閉校、2月に閉校記念式典があり、児童生徒や教職員、保護者、地域住民、卒業生、元教職員、ゆかりの人ら約700人が参加、地域の心のよりどころとして長年親しまれてきた学びやに思いを寄せ、感謝の気持ちをささげた。

 草川小学校周辺が3月、町内では初めてとなる「ゾーン30」の区域に、県公安委員会から指定された。ゾーン30は、生活道路における歩行者などの安全な通行を確保することが目的。区域内では「不測の事態」を予測した安全速度(時速30キロ以下)での速度制限が設けられている。

 元消防団員で構成する門川町消防団機能別団員が9月に発足した。大規模災害団員(25人)と消防バイク隊員(20人)が参加した。

 大規模災害が発生、消防団員が不足する場面で活動。これまでの経験や知識が生かすことで団活動の機動力が向上するものと期待される。

 南海トラフ巨大地震の発生が懸念される中、地震・津波を想定した下校時の一斉避難訓練が12月、門川町内の全小中学校を対象に行われ、児童生徒約1500人をはじめ町民が一体となり、万一に備え防災、減災への意識を高めた。


■美郷町

 6月、みやざき林業大学校に通う研修生向け宿舎の工事が着工となった。木造2階建てで1Kの部屋が10室入る。完成は来年1月5日で3月から3期生が入居する予定。

 県内初の義務教育学校となる「西郷義務教育学校」の校舎等増改築工事が着工され、9月1日に安全祈願祭があった。来春4月、同校と美郷北義務教育学校2校が開校する。

 同日は、西郷ニューホープセンターのリニューアルオープンの日でもあった。

 新図書館は旧図書館に比べ、広さが2・5倍。乳幼児から高齢者までくつろげる座敷のコーナー、中高生・一般コーナーなどを整備。公民館機能も備えており、学習や会議ができる多目的ルーム、子育て世代が交流できる「キッズスペース」などもある。

 今年度からはクラウドファンディング型のふるさと納税「ガバメントクラウドファンディング」を開始した。

 補助対象は、町の活性化や交流人口増加を図るものなど。プロジェクトを申請、承認されれば、町が、総合サイト「ふるさとチョイス」でガバナンスファンディングを実施する。集まった寄付金から返礼品代、事務経費を差し引いた金額を事業補助金として交付する。


■椎葉村

 9月7日、台風10号による大雨の影響で土砂災害が発生、椎葉村下福良の建設業「相生組」(相生秀樹社長)の事業所や住宅が流された。

 相生社長(70)と妻相生勝子さん(68)、息子で専務の泰孝さん(39)、ベトナム人技能実習生のグエン・ヒュー・トアンさん(22)チャン・コン・ロンさん(23)が土砂にのまれた。相生社長は自力で脱出したが、4人が行方不明になった。

 翌日から、9月25日に継続的な捜索が終了されるまで、地元消防団をはじめ大阪府警や県警、日向市消防本部、日向地区建設業協会青年部など延べ2000人以上が捜索活動に従事した。11月15日には、50日ぶりの大規模捜索を実施、地元消防団を中心に約200人が参加した。

 発生から10日後に遺体でトアンさんは発見されたが、いまだに3人の行方は不明のままだ。


■諸塚村

 3月、「気候非常事態宣言」を行った。地球温暖化が深刻になり、著しい驚異となっていることへの認識を広げ、温暖化防止のための施策を村ぐるみで実践することを宣言した。県内自治体では初、九州でも3番目。

 七ツ山小が今年度末に閉校する見通しとなった。12月村定例会で関連条例の一部改正案が可決された。諸塚小学校への統合が予定されている。1876年の創立、145年の歴史に惜しまれつつ幕を閉じる。

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