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県内医療は「崩壊寸前」−緊急会見

本紙掲載日:2020-12-26
1面

県医師会看護協会−自粛、強く求める

 県医師会の河野雅行会長と県看護協会の中武郁子会長は25日、県庁で緊急の共同会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で「県内の医療体制は崩壊寸前」と窮状を訴え、年明けに最悪のシナリオとならないよう年末年始の対策徹底を求めた。

 河野会長は、県内の医療人材はもともと乏しく、感染者の受け入れには通常患者より2倍の人手が必要だと説明。第3波に入った11月以降は重症化しやすい高齢者を含む感染者の入院が増加し、さらにケアが必要な認知症患者は専門スタッフも必要で、入院調整に丸一日を要するなど現場負担が増大しているという。

 これらの病院では一般病棟を閉鎖し、手術数も減らして対応。それでも人員はギリギリで、「これ以上感染者が拡大すれば、医療崩壊するのは目に見えている」と理解を求めた。

 中武会長も、感染者だけでなく一般外来に対応する看護師を含め、いつ自分も感染するか不安と緊張感を抱えながら、長期間にわたり従事していることを強調。「使命感を持って頑張っているが終わりが見えず、心身とも疲弊している」と、苦境を語った。

 さらに、日常生活では感染を疑う周囲からの偏見や中傷もあり、「傷ついている看護師も多い」と報告。病院内だけでなく、軽傷者の療養施設にもスタッフは必要で、結婚などで退職した潜在看護師の協力が得られにくかったり、育児休暇明けの復帰をためらう声も聞かれ始め、「今後は離職者も出てくるかもしれない」と懸念を示した。

 その上で、当番医体制となる年末年始に向け、河野会長は「自分が感染せず他人にうつさないことが一番重要」と移動や接触の機会を減らすよう要請。県が慎重な判断を求めている県外からの帰省については、「大切な人を危険にさらすべきではなく、特に流行地域からは控えてほしい」と、より強く自粛を求めた。

 中武会長は応援の声も多く届いていることに感謝しつつ、「最大のエールは感染しないことです」「正しい知識で冷静な行動をお願いします」と熱心に呼び掛けた。

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