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「とんところ地震」で防災学んで

本紙掲載日:2020-12-25
7面
「とんところ地震」の絵本
「とんところ地震」の絵本を手にする(前列右から)湯浅利彦さん、大田原宣治会長、日隈教育長ら

県内全小学校に絵本贈る−宮崎「橋の日」実行委

 防災教育に役立ててもらおうと、宮崎「橋の日」実行委員会(大田原宣治会長)は18日、1662年の日向灘大地震(外所地震)を題材にした絵本「とんところ地震」を、県教委を通じて県内全236小学校に1冊ずつ寄贈した。

 実行委員会では東日本大震災などを教訓に、高台避難の重要性を伝えようと、身近に起きた過去の地震・津波災害を題材とした同題の紙芝居とDVDを2014年に製作。昨年、それを絵本にして県に15冊を贈っており、今回は表紙の用紙を変えたり背表紙を付けたりして、より手に取りやすいよう改訂した。

 県庁で贈呈式があり、大田原会長や橋の日提唱者の湯浅利彦さん(延岡市出身)ら7人が出席。大田原会長は日隈俊郎県教育長に絵本を手渡し、「地震や津波はいつ身近で起こるか分からない。まずは自分の身を守るという心構えを育ててもらえれば」と期待した。

 同実行委は、日ごろ何気なく利用している橋に感謝しようと、毎年「橋の日」(8月4日)に記念行事を行う他、「過去から現在への懸け橋になりたい」と災害の伝承にも尽力している。

 湯浅さんは、津波などで流失すれば生活が大変不便になると橋の大切さを訴え、「延岡の人たちはそれをよく知っている。安賀多橋がなければ『橋の日』はなかった」と、活動の原点を熱心に語った。

 日隈教育長は「津波が襲ってくれば悲惨になること、何かあればまずは逃げることを子どもたちにしっかり知ってほしい。常日ごろから学習しておくことが大事で、とても分かりやすい絵本なので活用させていただきたい」と感謝した。

【外所地震】江戸時代の1662(寛文2)年9月に発生した、日向灘を震源とするマグニチュード7・6の地震。直後の津波は宮崎市木花地区を中心に県沿岸部全域に被害をもたらし、七つの村が水没。死者約200人、家屋倒壊約3800戸と伝えられる。木花にあった地名が名前の由来となっている。

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