新型コロナ−県内、県外者含む１０人

宮崎５人、国富１人、三股２人−１７日

　県と宮崎市は１７日、県内で新たに１０人（県６２５〜６３４例目）が新型コロナウイルスに感染したと発表した。宮崎市５人、国富町１人、三股町２人で県外在住者が２人。累計感染者は６３４人になった。

　宮崎市発表分は、福岡県から訪れた４０代男性を含め６２５〜６３０例目の６人。

　６２５例目の３０代男性、６２６例目の２０代女性、６２７例目の２０代男性、６２８例目の２０代女性、６２９例目の７０代女性、６３０例目が福岡県から来た４０代男性。

　６２５例目、６２７例目、６２８例目は、愛知県からの来訪者と接触歴があった。同県からの来訪者の感染が確認され、同県の保健所から連絡を受けて検査を行った。

　６２６例目の２０代女性は、６２１例目の２０代女性（１６日発表）の同僚。１２日に２人で会食をしていた。

　６２９例目の７０代女性は、クラスターが発生した宮崎太陽銀行佐土原支店の行員の家族。行員は１２日の検査で陰性だったが、それ以前に症状があったため、念のため家族も検査を行ったという。

　国富町の１人は、６３１例目の２０代女性。宮崎市の感染者の接触者として検査して判明した。

　三股町の２人は、６３２例目の５０代男性、６３３例目の５０代女性。この２人は家族。神奈川県から来た６３４例目の２０代女性は２人の親族。６２４例目の都城市２０代女性（１６日発表）とも親族で濃厚接触者として検査した。


◆入院３２人、重症者は２人−１６日時点

　県によると１６日時点の県内の入院は３２人で、重症は２人。自宅療養３人で、宿泊・施設等療養が２８人。入院・宿泊調整中が９人。