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柴田社長らが新精算システムなど説明

本紙掲載日:2020-12-17
3面
イオン九州の取り組みなどについて話す柴田社長(提供写真)

イオン九州が報道陣とオンライン懇談会

 イオン九州(柴田祐司社長)は2日、九州地区の報道関係者とのオンライン懇談会を開催し、同社の取り組みについて紹介した。会合は新型コロナウイルス感染防止のためウェブ会議ツールを使って行われ、柴田社長や佐々木勉副社長、平松弘基執行役員はじめ報道陣ら約20人が参加した。

 取り組み事例を解説した柴田社長はセルフ精算システム「スキャンアンドゴー」の導入に触れ、一部店舗で来年3月をめどに実証実験を行う意向を示した。

 また、同システムの利点として、買い物客への直接的なアプローチやネットスーパー事業での活用が可能になることなどを挙げた。

 質問が寄せられた収益改善策については、「デジタルトランスフォーメーション(デジタル技術による変革)への投資」「物流体制の統一」のほか、加工業務を集中的に行ってエリア内店舗に供給する「プロセスセンターの設置」を取り上げ、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)の最大化や配送経費の抑制、事業効率の向上を図っていくとした。

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