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県が出前授業「記紀みらい塾」

本紙掲載日:2020-12-10
6面

延岡・北川町には古代の駅があった

 延岡市立北川中学校(黒木倍明校長、47人)で11月27日、宮崎の神を聞き、学び、楽しむ出前授業「記紀みらい塾」があった。全校生徒と、北川小学校(長友久満校長、118人)の6年生26人が参加。県立看護大学の大館真晴教授が講師として訪れ、「本県や延岡市に伝わる神話・伝承」をテーマに話した。

◆地元小中学生が学ぶ

 大館教授は、天孫ニニギノミコトが降臨したという高千穂は、県内の高千穂町と、鹿児島・宮崎県境の高千穂峰の2説あることを紹介。その上で「二上山というラクダの形をした山に降りて来たとある。日本人は昔からこの形をした山を神様が降りてくる山として大切にしてきた。これからいろんな歴史や文学を学んでいくと思うが、風景や山並みはずっと昔から変わらない。先祖と同じ風景を見ているんだなと思うと感動も大きいのではないか」と語り掛けた。

 また、北川町内に立つ看板「古代日向路長井駅(うまや)跡」の写真を見せ、「奈良時代に大和朝廷が造った国道があった。そこに馬で伝令や資料、物資を運んだり、休憩したり、政治を行ったり、物資を補給したりする行政施設、役人のいる所が駅(うまや)だった」と説明。

 「道の駅北川はゆま」と、道の駅の名前にもなっている「はゆま」についても「駅(うまや)に配置され、通行に使われていた馬のこと。道の駅の看板は馬の形をしている」と解説した。

 最後に「延岡には他にもさまざまな伝承が残っている。古代の人の延岡に対する思いなどを勉強してもらえれば」と呼び掛けた。横山夕華さん(3年)が「昔から伝えられてきた事を知ることができて良かった。これから私たちが受け継いでいきたい」とお礼の言葉を述べた。

 西ケ野杏奈さん(1年)は「延岡がいろんな神話に関わっているのだと知ってすごいなと思った。受け継がれてきた自然や伝統を、自分たちも受け継いでいきたい」と話した。

 「記紀みらい塾」は、県の記紀編さん1300年記念事業の一環で、次世代を担う子どもたちが本県にまつわる神話や伝承などに触れ、ふるさとに対する愛着や誇りを育むことが目的。小中学生を対象に2013年から開いている。

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