五輪への契機に

本紙掲載日：2020-12-07

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みやざきスポーツ＆健康フェスタ２０２０のオープニングに登場した（前列右から）河野知事、水鳥さん、（後列右から）新鍋さん、琴恵光関、新体操リオ五輪代表の皆川夏穂さん

みやざきスポーツ＆健康フェスタ２０２０

◆琴恵光関、新鍋さん（元バレーボール女子日本代表）も一役

　「みやざきスポーツ＆健康フェスタ２０２０」は５、６日、宮崎市のイオンモール宮崎であった。５日のオープニングセレモニーには、延岡市出身の大相撲・琴恵光関（２９）と元バレーボール女子日本代表、新鍋理沙さん（３０）＝延岡学園高出身＝らが参加。トークショーを行い、琴恵光関は来年の目標に「三役」を掲げた。

　県が主催し、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の共催。延岡・日向市などが協力した。

　サーフィンや車いすバスケ、ボッチャなど五輪、パラスポーツの体験コーナーや、日向市がホストタウンとなるトーゴなどの紹介コーナーなどがあった。

　５日のオープニングセレモニーでは、河野知事が「スポーツランドみやざきから、五輪へ向けて盛り上げるひとつのきっかけとなるイベントに」とあいさつ。

　来賓の体操男子日本代表監督の水鳥寿思さんは「宮崎は縁起のいい合宿地と聞いた。施設があれば、ぜひ体操日本代表合宿をしたい」とリップサービスし、「内村（航平）、白井（健三）ら選手は頑張っている。ぜひ、皆さんで五輪を盛り上げてほしい」と語った。

　トークショーでは、延岡ゆかりの琴恵光関と新鍋さんが対談。１２年ロンドン五輪銅メダリストで、今年６月に引退を発表した新鍋さんは「いろんな理由があり、自分一人で決断した。バレーで学んできたことは、次の人への思いやりや、仲間につなぐという気持ち。ずっと生きていくものだと思う」と話していた。（３面に２人のトークショー）