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古澤巖×TAIRIK

本紙掲載日:2020-12-02
7面

日向でバロックコンサート−来年1月26日

 日本を代表するバイオリニストで日向市にゆかりのある古澤巖さんと、人気ユニット「TSUKEMEN」のリーダー、TAIRIK(たいりく)さんらによるバロックアンサンブルコンサートが、来年1月26日午後7時から同市中町の市文化交流センター大ホールである。日向文化振興事業団主催、日向・古澤巖の会協力。

 TAIRIKさんは本名・佐田大陸。父は歌手のさだまさしさん。桐朋学園大学音楽部を経て同大学院修了。2008年に「TSUKEMEN」としてデビュー。バイオリンとビオラを持ち替えて両方奏でる。

 10年にメジャーデビューして以来、500本を超える公演を開催し、延べ40万人の観客を動員した。クラシックアーティストを集めたコンサートで古澤さんと初共演したことをきっかけに、「品川カルテット」を結成するなどして、共演が始まった。

 当日は古澤さんがバイオリン、TAIRIKさんがビオラで共演する他、チェロ奏者で同公演の音楽監督を務める武澤秀平さん率いる茨城県ゆかりのメンバーによるバロックアンサンブルグループ「ibarocchi」が出演。古澤さんがバロック時代を生きた最高峰の名器ストラディバリウス「サン・ロレンツォ」(1718年製)を使用し、ヴィヴァルディの「四季」やヘンデルの「パッサカリア」からピアソラの「ブエノスアイレスの四季」まで、珠玉の名曲をバロックスタイルで演奏する。

 前売り券はS指定席5000円、学生指定席4000円で各プレイガイドで販売中。問い合わせは同センター(電話日向54・6111)まで。

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