地域との連携、保護者ら考える
本紙掲載日：2020-11-11
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コミュニティ・スクール来年度指定−恒富中
来年度からコミュニティ・スクールに指定される延岡市古城町の恒富中学校（瀬戸山初博校長、２２５人）で１０月３０日、保護者や地域の人たちが連携・協働し、学校運営に参画するための地域懇談会があった。
恒富西地区青少年育成協議会の田中信恵会長、ＰＴＡの日野亮司会長、同校と恒富小校区の区長、学校評議員と教職員の計３４人が参加した。
平野公一主幹教諭は、「校長が変わっても教育方針などを変えることはできない」「地域住民の考えを取り入れることができる」などコミュニティ・スクールの仕組みを解説した。
続いて細元孝太教諭が、国連が掲げた「すべての人に健康と福祉を」などＳＤＧｓ（持続可能な開発）にある１７の目標を説明し、同校が取り組んでいるマスク作りなどの活動を紹介した。
瀬戸山校長は、学校教育の現状を紹介し、「子どもたちの意見を聞きながら、学校の方針を決めていくことが大切」と強調。また、児童が休日に地域のボランティア活動へ参加することや教職員が生徒とともにＳＤＧｓへの理解を深めること、生徒が自主的に学習する仕掛けをつくることなどを今後の方向性として示した。
その後、生徒会役員１１人も加わり、班ごとに「同校の生徒の印象」や「目指す生徒像」などの話し合いが行われた。
参加者は、�＿燭任眥�戦する生徒��一生懸命な生徒−などそれぞれの意見を書いた付箋を模造紙に貼り付け、意見を一つに絞って発表。同校が目指す生徒像を共有した。