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目立つ不法投棄

本紙掲載日:2020-11-10
8面
ごみを収集する日向地区建設業協会の会員たち

国道327号で清掃活動−日向地区建設業協会

 日向地区建設業協会(黒木繁人会長、加盟74社)はこのほど、地域貢献活動の一環として、不法投棄が目立つ管内の国道327号沿いで清掃活動を行った。

 新型コロナウイルスの影響で、日向土木事務所との道路清掃奉仕活動が縮小されたため、感染拡大防止策を取りながら協会単独で計画した。ほとんどの加盟事業所が参加しての大がかりな奉仕作業は今回が初めてという。

 この日は約70人が参加。日向市東郷町の道の駅「とうごう」から美郷町西郷の大内原ダムまでの約6キロを6グループに分かれて活動した。

 参加者はそれぞれ火ばさみを使い、往復1〜3キロ区間の沿道に落ちたごみや空き缶、ペットボトルなどを拾い集め、用意したビニール袋に収集、分別した。約2時間の作業で燃えるごみ54袋、燃えないごみ40袋分が集まり、市環境整備課の職員が協力し、ごみ収集車で運搬した。

 黒木会長は「建設業は地域あっての業種。ごみの不法投棄が多いと聞いていたので、地域がきれいになるお手伝いができればと計画した。今後も管内で困り事を伺えば、その都度やれる範囲の中で活動していきたい」と話した。

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