生き生きと働くためには
本紙掲載日：2020-11-10
8面
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オンラインで進路講演会−日向高
大人になって生き生きと働くためのヒントを学んでもらおうと、日向市の日向高校（星衛俊一郎校長、生徒５４２人）はこのほど、企業や行政などと連携したプロジェクトなどを手掛ける「ＷｏｒｋＤｅｓｉｇｎＬａｂ（ワークデザインラボ）」代表理事の石川貴志さん（４２）＝東京都＝を講師に、全校生徒を対象にした進路講演会を開いた。
働くことについての意義、自らの生き方、在り方を考える機会として、毎年この時期に実施。今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、ウェブ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を活用し、オンライン形式で行った。
滞在中の新潟県佐渡市から講演した石川さんは、働くことについて「常識にとらわれる必要はない。枠を外すこと、さまざまな価値観が重要」とアドバイス。将来を担う人材として、「自分の気持ちに素直になること、自分自身を健全に否定しながら進化していくことが大切。新しい自分自身の成長の機会をたくさんつかんでいってほしい」などとエールを送った。
３年生の成合秀飛さんは「今まで自分の中になかった新しい価値観を知ることができた。仕事と家族、娯楽とか、その時間を共有することでまた新しい発見があるということが分かった」と話した。