ｅスポーツの公認プロＷＧＣのｏｋａ選手

読谷山市長に意気込み語る

　県北初のｅスポーツ地域拠点型チーム「ｗａｉｗａｉＧＡＭＩＮＧＣＬＵＢ（ワイワイゲーミングクラブ、ＷＧＣ）」に所属する日本ｅスポーツ連合（ＪｅＳＵ）公認プロのｏｋａ選手＝本名・谷本吉隆、岡山県出身＝とケーブルメディアワイワイ企画室の犬童大郎室長が１０月２８日、市役所を訪れ、読谷山洋司市長にチーム発足の報告と延岡移住、意気込みなどを語った。

　ｅスポーツは、コンピューターやビデオゲームを使った対戦競技。２０１９年から国民体育大会の文化プログラムで全国大会が開催されるなど普及に向けた機運が高まっている。同チームは、延岡市のケーブルメディアワイワイが地域貢献や若者向けのエンタメ環境づくりの一環として同５日付で発足させた。ｏｋａ選手はパズルゲーム「ぷよぷよ」のプロプレーヤー。発足に合わせて岡山から延岡に活動拠点を移し、イベント企画や選手の発掘などに当たる。

　この日は、ｏｋａ選手がｅスポーツの楽しさやチームの活動内容、今後の目標などを話し「延岡出身のプロを育成し、新しい力を集めてチームをつくっていきたい」と抱負を語り「１４日に東京で開催されるプロ大会から延岡のｏｋａとして出場します」と延岡のＰＲを約束した。

　読谷山市長は「全国的にも貴重なプロ選手が延岡に移住してくれた。ｅスポーツの認知度は高まっており、さまざまな人たちに幸せを運ぶような役割を担ってほしい。活躍を期待します」と激励した。

　また、持参したモニターとゲーム機で読谷山市長に「ぷよぷよ」に挑戦してもらい、ｏｋａ選手が操作方法や面白さなどを伝えた。