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多彩なパッチワーク300点

本紙掲載日:2020-11-03
7面
「キルト工房凜」の作品展。右から酒井代表、戸高さん、中野さん、千原さん、吉村さん

13日まで延岡・虎彦サロン

◆「キルト工房凜」が作品展

 延岡市細見町のパッチワーク教室「キルト工房凜」(酒井久美子代表)の作品展が、同市幸町の虎彦サロン(上田耕市社長)で開かれている。13日まで。観覧無料。

 教室を開いて10年目。県北各地の他、大分県南部にも受講者がいるほど人気を博している。作品展は昨年2月に続いて2回目。「一足早いクリスマスを」と銘打ち、多彩な作品を展示している。

 今回出品しているのは、全員が市内在住の酒井代表と受講者の戸高節子さん(桜ケ丘)、中野敬子さん(別府町)、千原恵子さん(大貫町)、吉村富栄さん(富美山町)の5人。ツリー、オーナメント、タペストリーなどクリスマスにちなんだ作品の他、ハンドバッグやポーチ、財布など、手作りの温かさが伝わる作品が訪れる人たちを和ませる。

 今年はコロナ禍で6月まで教室が開催できなかった一方、それぞれが自宅で創作に打ち込んだという。昨年の展示会以降に作った約300点が、にぎやかに会場を彩る。買い物客の中には、しばらく見詰めた後、気に入った品を買い求める人の姿もあった。

 「〃自分の色を出すこと〃をテーマに、皆さんの自由な発想で作ってもらっています。日常で使うことを前提にしていますので、ぜひ手に取ってパッチワークの風合いを見てください」と酒井代表。

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