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地域・特別枠→地域ABC枠

本紙掲載日:2020-10-28
1面
「県医師養成・定着推進宣言」署名式に出席した(左から)日隈俊郎教育長、池ノ上克学長、河野知事、河野雅行県医師会長

医師養成・定着推進宣言−宮崎大学医学部

◆22年度定員、15人増の40人に拡充−県など4者が署名

 県と県教委、宮崎大学、県医師会による「県医師養成・定着推進宣言」の署名式が26日、県庁で行われた。宮大医学部が地域枠の募集定員を2022年度入学分から15人増の40人に拡充するとともに、医師になってからも仕事や生活がしやすい環境整備に4者で連携して取り組んでいくことを誓った。

 宮大医学部は現在、県内の現役高校生だけが受験できる地域枠10人とは別に県内の既卒者と県外の現役高生が対象の地域特別枠15人を臨時的に設置。2年後からは県内現役高生を定員10人のまま「地域枠A」、特別枠を県内高校卒2年目までの「地域枠B」と、県内外の既卒2年目までを対象とした「地域枠C(日本のひなた枠)」に改正して各15人に拡充する。

 県医療薬務課によると、難関である医学部の地域枠を現役高生以外にも広げ、全国公募のひなた枠を設けることで、県内からの受験機会を拡大。地域枠にはいずれもキャリア形成プログラムを適用し、学生は原則として臨床研修を含め県内に9年間、うち4年間以上は医師不足地域に勤務するため、県内医師の確保と定着が期待されるという。

 署名式に臨んだ同大の池ノ上克学長は、医学生にとって本県は人口100万人規模で医療機関が程よく整備されているため、さまざまな症例を満遍なく学ぶことができる、全国的にも恵まれた地域だと評価。キャリア形成プログラムも出産、育児、大学院での学び直し、留学などへ柔軟に対応できるとして、さらに魅力度が高まると自信を見せた。

 一方で、県医師会の河野雅行会長は「ドクターが働きやすい環境を整えることが大事だ」と指摘。9年間の県内勤務を終えた後に定着してもらうためには、子どもの学習環境など医師の家庭にまで配慮した受け皿が必要だとして、「われわれだけでなく、県民の皆さんにも考えてもらいたい」と理解を求めた。

 こうした課題に対し宣言では、医師本人の希望や医師不足地域の状況などを踏まえた最適な勤務ローテーションの構築、労働時間短縮、仕事と家庭との両立支援を推進することも確認。県民へは、かかりつけ医を持つなど啓発に努めるとしている。

 河野知事は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い医療の重要性が高まったことで「医師を志す子どもも増えたのではないか」と期待しつつ、「ここ数年は研修医を確保できているが、増やす取り組みをさらに進めたい」と力を込めた。

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