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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
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(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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文科省調査いじめ件数−千人当たり133・8件−全国平均46・5件
◆積極的に認知した結果−県教委
文部科学省が22日、いじめなど児童生徒の諸課題に関する調査結果を発表したことに合わせ、県が県内の状況を公表した。県内すべての小中高と特別支援学校での千人当たりのいじめの認知件数は前年から22・6ポイント増の133・8件。全国平均46・5件を大きく上回り、3年連続の全国最多となった。県人権同和教育課は「各学校で積極的にいじめを認知し、問題の複雑化を未然に防止している結果。一方で、認知件数の変動や増加は、大きな課題」として、さらに未然防止の取り組みを進めていくとしている。
文科省が行う昨年4月から今年3月までの「問題行動、不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果。県教委は県内426校11万2551人の公立学校分のデータをまとめた。
いじめの認知件数は県内公立学校で、延べ1万5054件。前年から2455件増えた。特に小学校は2392件増の13354件。中学校1478件、高校190件、特別支援学校32件で、小学校以外はほぼ横ばいとなった。
内容は、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が7割前後と大半。高校では「パソコンや携帯電話等で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる」が増加傾向にあるという。
解消の状況は公立学校の1万5054件のうち、今年3月現在、1万1750件78・1%が解消し、日常的な観察を続けているという。
県教委は、いじめの未然防止を図るため、学校での日常の観察に加え、アンケートや教育相談などを実施。細かな事案まで全職員で共有できる体制づくりを進めてきたことで、認知件数全国トップが続いている。
今後はさらに積極的な認知と未然防止を図るため、県独自の「いじめの認知から解消までのガイドライン」を作成。各学校に配布し、研修などで教職員の意識向上に努める。
また、暴力行為は前年から45件増の224件。小学校96件(21件増)と中学校98件(40件増)が目立ち、高校は16件減の30件。内容は全校種で生徒間暴力が最も多く、高校に比べ、小学校、中学校では対教師暴力も目立つ。
同課は、「同一の学校、生徒による繰り返しの暴力行為が、件数増加につながっている」と分析。ただ、全国的に見ると、千人当たりの発生件数は2・0件で、全国平均(6・1件)を大きく下回っている。
不登校の生徒数は、小学校が337人(前年252人)、中学校が1067人(同941人)、高校243人(同304人)。高校の中途退学者は203人(同332人)でいずれも、全国に比べ低い割合となっている。