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コロナ対策・スタンプラリー

本紙掲載日:2020-10-07
3面
飲食店応援企画のスタンプラリーをPRする高千穂町商工会職員

参加43店舗−5カ所で千円の商品券

◆高千穂町商工会

 新型コロナウイルス感染症で売り上げが落ちている飲食店を応援しようと、高千穂町商工会(後藤和博会長)は8日から五つの対象店舗を回ってスタンプを集めた人に商品券をプレゼントする。

 同商工会が同町飲食店組合、同町、高千穂直会の協力を得て初めて実施。所定の台紙に全て異なる店のスタンプを集めると、同商工会発行の商品券千円分と交換できる。参加無料。住所や年齢は問わない。ただし、商品券交換は1人1回のみ。

 町内の居酒屋やカフェなど43店舗の参加店で500円以上の飲食をするか、テイクアウトやデリバリーを利用すればスタンプ一つを獲得できる。

 実施期間は12月10日まで。先着200人で商品券がなくなり次第終了。台紙は商工会や町役場などで配布しているほか、同商工会ホームページからダウンロードできる。

 同商工会の工藤耕二経営指導員によると、同町の飲食店は8月に県内での新型コロナウイルス感染症拡大への対策として、県が要請した休業や時短営業を行い、売り上げが激減。さらに、県内での同感染症拡大が収まった今でも「客が戻って来ていない」などの声が寄せられているという。

 工藤経営指導員は「スタンプラリーを一つのきっかけとして、高千穂のグルメを楽しんでいただきたい」と呼び掛けている。

 問い合わせは同商工会(電話高千穂72・2350)まで。

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