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戦争の事実を知って

本紙掲載日:2020-09-08
8面
第19回日向・平和のための戦争展
展示されている銃弾や鉄かぶと、軍靴など

日向市役所で11日まで

◆資料や遺品など約60点を展示

 戦時中の資料や遺品など集めた「私たちの町でも戦争があった〜第19回日向・平和のための戦争展」が、7日から日向市役所1階市民ホールで始まった。11日まで。同実行委員会(黒木直行委員長、20人)主催。

 会場には、軍服や軍靴、銃弾をはじめ、千人針や水筒、飯ごう、鉄かぶと、将校用軍用かばんなど、当時をしのぶ貴重な物や関連する資料のパネルなど約60点を展示している。

 中には、1940(昭和15)年に神武天皇即位2600年を祝う「紀元2600年記念行事」の際に建造されたという「おきよ丸」に乗せられていた盾板(たていた=防御用装甲板=)も展示されている。

 黒木実行委員長は「この日向の町でも戦争があったことは紛れもない事実。決してよそ事ではなかったのだということを、平和な世の中を守るために訴えていきたい。大勢の市民に見てほしい」と多数の来場を呼び掛けている。

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