介護の基本を学ぼう

受講生を募集中−延岡市高齢者福祉協会

◆１０日から全６回講座

　延岡市高齢者福祉協会（渡部恭久代表理事）は、１０日から同市本小路の社会教育センターで開く介護教室の受講生を募集している。無料。

　高齢社会を迎え、誰もが介護する側にもされる側にもなる可能性があるとして、基本的な介護知識や技術を学ぶことを目的に、毎年この時期に開催している。

　講座は１１月１９日までの日程で全６回。時間はいずれも午後１時３０分から同３時３０分までの２時間で、毎月第２、３木曜日に開く。同会は「なるべくすべての講習を受講してほしい」と呼び掛けている。

　受講希望者は事前申し込みが必要。問い合わせは同協会（電話延岡２１・６６７５）まで。

　講座の内容と講師は次の通り。

▽１０日＝開講式、延岡市の現状・自立支援の取り組みについて、介護保険制度の仕組みについて（講師＝岡富地域包括支援センター笠優子所長）

▽１７日＝身体と心の健康づくり〜支える人のストレスを緩めるために（講師＝人財科学研究所心理カウンセラー工藤智徳さん）

▽１０月８日＝介護に携わっている方々による「生の声」交流会（講師＝介護保険事業所の森奈保美課長）

▽同１５日＝介助される時のポイント〜リフレッシュ体操など（講師＝平田東九州病院理学療法士）、令和元年１０月発足権利擁護センターからの現状報告とお知らせ（講師＝延岡・西臼杵権利擁護センター河野岳洋所長）

▽１１月１２日＝さまざまな福祉用具の紹介と使用方法（講師＝宮崎ヒューマンサービス）

▽同１９日＝スリーＡ方式による物忘れ予防に挑戦（講師＝日向の国笑いと癒しの研究所の小池光貴さん）、閉講式