延工、１８年ぶり決勝ならず

県高校野球大会２０２０

◆日大に七回コールド負け

　県高校特別スポーツ大会・県高校野球大会２０２０は３０日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアムで準決勝２試合が行われ、県北勢で唯一４強に残った延岡工は、宮崎日大に七回コールド負けを喫した。決勝は宮崎学園−宮崎日大。同球場で１日午前１０時プレーボール。

　延岡工は一回、打者一巡の猛攻を許して４失点。三、五回には３短打に足を絡めた攻撃で突き放された。準々決勝までの３試合すべてで５点以上を奪ってきた打線は、１安打に抑えられ、反撃の糸口をつかめなかった。

　試合結果は次の通り。

【サンマリンスタジアム】
▽準決勝・第２試合
延岡工　　０００００００−０
宮崎日大　４０３０２０×−９（七回コールド）
（延）加行、廣島、生島―甲斐駿、中野（宮）古谷―大山
［評］延岡工は一、三、五回にそれぞれ３安打を浴び主導権を握られた。これまで２桁安打を放ってきた打線は松本の中前打１本に封じられ、持ち味を発揮できなかった。守備では生島が五、六回を投げ１安打、１三振と気を吐いた。


◆この仲間とできてよかった−中島（五、六回に守備で好プレー）
「序盤から点を取られて苦しい場面が多く、つなごうと初球からバットを振ったが、打てなかったことが悔しい。守備で支えようとして、いいプレーができたことはよかった。今大会で、苦しくても下を見ず顔を上げて笑顔で頑張れば、いいことがあると分かった。これからの人生に生かしたい。３年間練習はきつかったけど、この仲間とできてよかった」


◆その他試合結果
【サンマリンスタジアム】
▽準決勝・第１試合
宮崎学園　００７００００１１−９
日向学院　００００２０１０３−６