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学校行事、対応に苦慮−コロナ禍

本紙掲載日:2020-07-29
3面

規模縮小、変更避けられず

◆感染防止、一方で活躍の機会を

 新型コロナウイルスの流行で「新しい生活様式」が求めらる中、学校現場も対策に追われている。特に2学期は、運動会、修学旅行、文化祭など、多くの行事が計画されている。

 延岡市教育委員会によると、市内の小学6年生が集って記録に挑戦する「陸上教室」、小中学生による「音楽祭」など、既に中止が決まった行事もあるという。そんな中、「子どもたちに活躍の機会を与えたい」と、各学校も実施に向けて奔走している。

 ただ、感染拡大は止まらず、先行きも見通せない中、規模の縮小、内容の大幅な変更は避けられない状況だ。

 延岡市内の複数の学校から聞き取り、主な学校行事についてまとめた。

◇運動会

 競技数や人数を減らし、規模を縮小して実施する学校が多い。

 午前中を前半と後半の二つに分けて、奇数と偶数の学年別に行うことを計画している小学校によると、密を避けることが大きな理由だという。

 学校の規模にもよるが、多くの学校で4月以降、全校集会が開けていない状態だ。児童に加え、保護者も訪れる運動会では、多くの人数が同じ会場に集い、「密の状態」が避けられない。そのため同校は、二つに分けるという。

 観客数を減らすことなどを目的に、平日に実施することを決めた学校もある。特に生徒数など規模が大きい高校では、平日開催や無観客での実施など、来校する人の数を減らす動きが出ている。

 当初の予定通り、休日に体育祭を実施する方向で準備を進めている市内の高校では、グラウンドの広さなどを考慮し、当日の観客は3年生の保護者のみに限定。人数も1家庭2人に制限し、協力を求めるという。

 プログラムの内容にも影響が出ている。体が触れ合う団技、組体操などは実施が困難。ダンスの際の隊形移動も控える必要があり、中学校の教頭は「体育科の職員が試行錯誤して競技などを考えている。今年は生徒による応援も、できることが限られてくるのではないか」と話す。

◇修学旅行

 ほとんどの学校が、実施する方向で検討しているものの、旅行先の変更を決めたところが多い。

 特に小学校は、同市教育委員会によると17日時点で10校が、旅行先を県外から県内に変えたという。

 当初予定していた鹿児島県から、県内を回る旅行に変更した小学校の校長は、「県外に行くことを心配する保護者も多い。県内にもまだ見ていない場所はたくさんあり、県内を見直すいい機会になるのではないか」と前向きに捉えている。

 関西や関東方面に行くことが多い中学校でも、生徒の安全面や保護者から不安の声が寄せられていることを考慮し、県内案を含め、九州管内の旅行へ切り替えを検討している学校が多いという。

 高校では、国外コースを国内に変更する動きが出ている。ただ、飛行機の減便や大人数での旅行が難しいことなどもあり、生徒の安全、安心の面から、中止を含めて検討している学校もある。

◇合唱コンクール

 飛沫(ひまつ)感染などの懸念から、多くの学校で、歌うことを控えている状況が続いている。そのため、既に中止を決めた学校もあるという。

 ただ、子どもたちが楽しみにしている行事であるだけに、ぎりぎりまで判断を待つ学校もある。中学校の教頭は「今のところ、言葉を発しないハミングで音取りをするなど工夫しているが、音楽の教員はとても苦労している」と話した。

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