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実情把握し課題解決へ全力

本紙掲載日:2020-07-15
3面
新副知事就任会見に臨む永山寛理氏

新副知事永山氏に聞く

◆インフラ整備、防災減災への期待感じる

 新しい副知事に就任した永山寛理氏(48)に、県政運営への意気込みや本県に対する思いを聞いた。主な一問一答は次の通り。

―まずは抱負をお聞かせください。

私がこれまで国土交通省や内閣府などの経験で得た知識や人脈など、持てるものを全て生かしながら、河野知事の補佐役として、また、郡司副知事としっかり連携しながら、県の飛躍のために全力を尽くしていきたいと思います。
そのためにも現場の声、実情を把握し、県政の課題をしっかりと認識しながら、解決に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。

―どういった分野を担当されますか。

インフラなどの県土整備、健康福祉、林業、観光振興、商業振興、労働などの分野を、郡司副知事とともに担当させていただきます。
私は3代目の国交省からの副知事就任となりますので、やはり本県の抱える東九州自動車道の県南区間や九州中央道の早期整備を中心に、南海トラフ巨大地震に備えた防災減災対策、各種産業の振興、ポストコロナへの対応などを期待されているものと承知しています。
京都府への出向や総合政策調整などさまざまな分野を経験し、直近では内閣府で2年間仕事をする中で地方創生に携わる機会もありました。
国土交通行政ほどの経験はありませんから、これから部局の皆さんの協力を得ながら幅広く力を尽くしていこうと思いますが、国交省から来た人間ですからインフラ整備、防災減災対策への期待をひしひしと感じているところです。

―本県の課題をどう認識していますか。

宮崎は南北に長く、非常に自然豊かな地域ですが、一方で道路整備がまだまだです。縦軸の東九州道は一定の整備が進んでいますが、内陸部に向けた道路整備が非常に課題となっています。
南北に長いため観光地同士がどのように連携し、宮崎の観光づくりを進めていくかも重要です。南海トラフの地震・津波対策も、経験を生かして関係部局と連携し、地域の声を聞きながら考えていきたいと思っています。
県内でも大雨などに脆弱(ぜいじゃく)な地域がまだまだあります。そうした所は土砂災害、治水、洪水対策とさまざまな施設内容で課題があると思うので、担当副知事として全力を挙げていきたいと思います。

―これまで印象に残っている仕事は何ですか。

2001年から03年にかけて九州地方整備局の用地第1課長として、宮崎県内の直轄道路の用地取得や河川整備を支援しました。道路局にも3年いましたから、本県をはじめとする道路整備の法改正にも携わりました。
国交省は徹底した現場主義で、現場のニーズに応える行政に徹してきたつもりなので、それを副知事という立場で存分に生かしていきたいと思います。

―宮崎への印象を聞かせてください

私は沖縄出身なので、地理的にも気候的にも親しみを感じます。両県は昔から交流もあり、先の大戦中には子どもたちをはじめ、多くの沖縄の人たちが宮崎に疎開させていただき、大変心温まるご支援をいただきました。そうしたこと対する恩返しの気持ちが、実は個人的にはあります。
まだ宮崎に来て間もないですが、県民の温かさや受け入れてくださる懐の深さをひしひしと感じており、そういった気持ちに応えられる県政にまい進したいと思います。
私の「永山」という姓も宮崎県には多く、えびの市にも永山という地名があります。私自身の血筋は琉球沖縄ですが、先祖がこの土地由来の永山姓を賜り、大変ご縁を感じています。

―宮崎に来て楽しみにしていることはありますか。

現場主義で生きてきた人間ですので、まずは公務・私用を問わず県内をくまなく回り、現場の実情を拝見させていただき、生の声をしっかり伺いたいと思います。
河野知事も「対話と協働」「徹底した現場主義」を県政運営の基本として取り組まれているので、私も知事をお支えすべく、積極的に県民の皆さまと交流して、一日も早く県民の一人として解け込みつつ、しっかりと声を受け止めていきたいと思います。

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