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警察庁長官から協力章

本紙掲載日:2020-07-13
3面
警察協力章を手にする和田徹也医師と阿部文彦県警本部長

委嘱医30年−日向市の和田徹也さん

 30年間にわたり日向警察署の委嘱医を務め、死因究明にも尽力している日向市向江町の医師和田徹也さん(74)=医療法人誠和会理事長=に9日、警察庁長官から警察部外功労者表彰の「警察協力章」が伝達された。

 和田さんは和田病院(同町)院長だった1990年4月に委嘱医となり、署内に留置された人らを月2回ずつ健康診断。94年には県警察医会にも加入して検案医師となり、現在も昼夜を問わず検視活動に協力している。

 検案医師は検視官らが調べる遺体の状況や既往歴などから死因や死亡推定時刻、事件性の有無を医学的に判定する。2017年からは同警察医会長を務め、これまでに日向署長感謝状を3回、県警本部長感謝状を1回受けている。

 検案医を始めた当時は、社会的に安全技術や制度基準が今ほど進んでいなかったため、交通事故や労働災害による死者数が多く、無残な遺体と向き合うこともしばしばあったという。

 真夜中だろうが、警察からの要請があれば応じ、非常に険しい遺体発見現場にも同行。翌朝には自分の病院で患者を診察し、そのまま手術まで担うこともあった。

 当初は「何でこんなことを…」と思うこともあったが、いくつも案件を抱えながらも目の前の捜査に全力を尽くす若い刑事たちの姿にほだされ、必死に協力してきたという。これまでに向き合った遺体は410体に上る。

 伝達式は宮崎市の県警本部であり、阿部文彦本部長から表彰状を受け取った和田さんは「本当にありがたい」と喜び、「何も考える暇はなかったが、今振り返れば、私を育ててくれた地域のためにという思いが根本にあったのかなと感じている」と振り返った。

 4月施行の死因究明等推進基本法によって幅広い分野の人材が協働することとなり、今後は若手育成など底上げに期待。「もうじき75歳だが、いつまでも(続けることが)できればいい」と、さらなる気力を見せた。

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