夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
スローガン最優秀賞・日向高マネジャー安藤さん
◆11日に開幕、県高校野球大会
夏の高校野球宮崎大会が中止となったことに伴う代替大会「県高等学校野球大会2020」のスローガンが決まった。最優秀賞に選ばれたのは、日向高校野球部マネジャー安藤瑠奈さん(17)。「伝えよう僕らの思い繋(つな)げよう未来の夏へ」。コロナ禍という状況下の「思いを伝えたい」と18文字に気持ちを込めた。
スローガンを考えたのは夏の甲子園の中止決定が発表される前。高校総体の中止が既に決まり、甲子園も中止が濃厚ではないかとされていた時期だった。通学も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、週3回程度。当然、部活動は中止で、選手たちの練習もマネジャーの活動もできずにいた。
5月20日、とうとう夏の甲子園の中止が決定。安藤さんもショックを受けた。その時、1年生の時の出来事が脳裏をよぎったという。
マネジャーとして入部したのは、財光寺中で同じソフトテニス部だった田原和さん(17)に誘われたからだった。最初は分からないことばかり。戸惑いながら精いっぱい役目を果たそうと頑張った。その2人にマネジャーの役割など考え方にすれ違いが生じたという。それなのに話し合うこともできず、互いに思いをため込んでいた。
周囲から見ても、明らかに2人の間に距離があるのが分かったという。だから部員にも監督にも気を使わせてしまった。その時、マネジャーがチームの雰囲気を悪くすることもあると学んだ。
「マネジャーが暗かったらダメ。明るく過ごそう」。2人で話し合い、練習が再開されると努めて明るく笑顔で選手に接することにした。
代替大会の開催が決まり、張り切る選手たち。そんな選手を眺めながら安藤さんは「甲子園がないからといって、熱量は絶対下がってほしくない。むしろ、例年の夏よりも盛り上がってほしい。全力でプレーできるように私たちマネジャーも頑張りたい」と話した。
県高野連では毎年、大会のパンフレット表紙画とスローガンを県内の高校に在学する生徒を対象に募集している。今年は新型コロナのため、公募はせず県内高校野球部46チームのマネジャーを対象に募った。
応募総数は99作品。同連の企画委員会11人による投票審査の結果、安藤さんの作品が最優秀賞となった。
同連の兒玉正剛理事長は「選手たちは春から3カ月練習も試合もできず、当たり前が当たり前じゃないことを知った。だからこそ、この大会に懸ける思いは強いはず。周りの方々に感謝しながら、スローガン(伝えよう僕らの思い)にあるように、今の思いをプレーに込めて頑張ってほしい」とエールを送った。