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伝えよう僕らの思い繋げよう未来の夏へ

本紙掲載日:2020-07-08
1面
日向高校野球部マネジャーの安藤瑠奈さん

スローガン最優秀賞・日向高マネジャー安藤さん

◆11日に開幕、県高校野球大会

 夏の高校野球宮崎大会が中止となったことに伴う代替大会「県高等学校野球大会2020」のスローガンが決まった。最優秀賞に選ばれたのは、日向高校野球部マネジャー安藤瑠奈さん(17)。「伝えよう僕らの思い繋(つな)げよう未来の夏へ」。コロナ禍という状況下の「思いを伝えたい」と18文字に気持ちを込めた。

 スローガンを考えたのは夏の甲子園の中止決定が発表される前。高校総体の中止が既に決まり、甲子園も中止が濃厚ではないかとされていた時期だった。通学も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、週3回程度。当然、部活動は中止で、選手たちの練習もマネジャーの活動もできずにいた。

 5月20日、とうとう夏の甲子園の中止が決定。安藤さんもショックを受けた。その時、1年生の時の出来事が脳裏をよぎったという。

 マネジャーとして入部したのは、財光寺中で同じソフトテニス部だった田原和さん(17)に誘われたからだった。最初は分からないことばかり。戸惑いながら精いっぱい役目を果たそうと頑張った。その2人にマネジャーの役割など考え方にすれ違いが生じたという。それなのに話し合うこともできず、互いに思いをため込んでいた。

 周囲から見ても、明らかに2人の間に距離があるのが分かったという。だから部員にも監督にも気を使わせてしまった。その時、マネジャーがチームの雰囲気を悪くすることもあると学んだ。

 「マネジャーが暗かったらダメ。明るく過ごそう」。2人で話し合い、練習が再開されると努めて明るく笑顔で選手に接することにした。

 代替大会の開催が決まり、張り切る選手たち。そんな選手を眺めながら安藤さんは「甲子園がないからといって、熱量は絶対下がってほしくない。むしろ、例年の夏よりも盛り上がってほしい。全力でプレーできるように私たちマネジャーも頑張りたい」と話した。

 県高野連では毎年、大会のパンフレット表紙画とスローガンを県内の高校に在学する生徒を対象に募集している。今年は新型コロナのため、公募はせず県内高校野球部46チームのマネジャーを対象に募った。

 応募総数は99作品。同連の企画委員会11人による投票審査の結果、安藤さんの作品が最優秀賞となった。

 同連の兒玉正剛理事長は「選手たちは春から3カ月練習も試合もできず、当たり前が当たり前じゃないことを知った。だからこそ、この大会に懸ける思いは強いはず。周りの方々に感謝しながら、スローガン(伝えよう僕らの思い)にあるように、今の思いをプレーに込めて頑張ってほしい」とエールを送った。

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