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地域限定「月と陽」

本紙掲載日:2020-06-22
2面
日之影町や高千穂町の原材料で造った芋焼酎「月と陽(つきとひ)」。(右から)姫野寛彰さん、佐藤文昭さん

ひのかげ焼酎づくりプロジェクト

◆原料栽培から挑戦飲みやすさく好評

 日之影町の焼酎を造りたい――。同町の有志が栽培した町産のサツマイモなどを原料に醸造した芋焼酎「月と陽(ひ)」が完成した。同町の姫泉酒造(姫野建夫社長)が1500本を生産、同町と高千穂町限定で販売されている。周囲を照らして実りをもたらす月と太陽にあやかってネーミング。メンバーは「地元で造った焼酎。ぜひ、飲んでほしい」と話している。

 焼酎造りに携わったのは、地産地消、地域貢献のためにと、同町の集落支援員佐藤文昭さん(43)や姫泉酒造営業・企画運営部長の姫野寛彰さん(43)ら30、40代の5人で発足させた「ひのかげ焼酎づくりプロジェクト」。

 プロジェクトは昨年3月からスタートし、同町八戸の耕作放棄地だった9アールの田んぼを畑にして芋の苗約1800本を植栽。耕作機械を入れるのが難しい場所に加え、メンバーの誰もが芋の栽培は初めてだったため、人づてに聞いたり、自分らで調べたりしながらすべて手作業で世話を続けたという。

 昨年11月に収穫したものの、それだけでは醸造量に足りなかったため、一部は高千穂町で芋を作っている人から購入した。

 姫泉酒造は、日之影町と高千穂町産のサツマイモ、日之影町産の米で作った米麹(こうじ)で焼酎を製造。姫野さんによると、同社の芋焼酎は芋の風味を生かすため、常圧蒸留や無ろ過の製品が多いが、今回は女性にも飲みやすいように工夫。原料の芋の匂いや味が強く出過ぎないように白麹で仕込み、減圧蒸留でろ過したことで、すっきりとほのかな甘みを特徴とする芋焼酎ができたという。

 価格は1本1700円(税別)。ラベルのデザインは女性メンバーが手掛けた。5日から販売しており、「飲みやすくておいしい」という感想や問い合わせが既に寄せられているという。

 「地元で飲んでもらうだけでなく贈答用やお土産用としてもお薦めしたい」と2人。同酒造、道の駅青雲橋のほか、日之影町と高千穂町でお酒を取り扱う小売店や土産物店で販売している。

 「最初はできるか不安もあったが形になって良かった」と佐藤さん。姫野さんは「新型コロナはまだ収束していないが、少しでもみんなに元気を与えられたら」と話した。

 「月と陽」に関する問い合わせは姫泉酒造(電話日之影87・2016)へ。

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