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県立延岡病院にエクモ

本紙掲載日:2020-06-16
1面

体外式腹型人工心肺装置

◆コロナの重篤患者に対応

 県は15日、新型コロナウイルス感染症の超重症患者に使用される体外式膜型人工肺装置「ECMO(エクモ)」1台を、4月末に県立延岡病院へ配備したことを明らかにした。県議会6月定例会の一般質問で、桑山秀彦病院局長が内田理佐議員(自民、延岡市区)に答えた。

 エクモは極度に機能が低下した肺に代わり、体から抜き出した血液に酸素を供給、二酸化炭素を除去して体内に戻す装置。人工呼吸器でも対処できない重篤な患者に使われ、同局経営管理課の把握では、県内は宮崎市の宮崎大学医学部付属病院と県立宮崎病院にしか配備されていなかった。

 延岡病院の集中治療室(ICU)に設置され、すでに稼働できる態勢も整備。超重症患者は同大付属病院と宮崎病院で優先して受け入れることになっているが、それが困難な場合や、県北の患者が重篤化して搬送できない場合に延岡病院で治療する態勢を整えた。

 県は今後想定される新型コロナ感染拡大の第2波に備え、2次医療圏ごとの感染症指定医療機関と入院協力医療機関で計204床を確保。このうち、人工呼吸器などが必要な重症患者の病床は県北、県央、県西の3地域で計21床を確保している。

 医療崩壊につながりかねない集団的感染の発生に対しては、無症状や軽症の患者を受け入れる民間宿泊施設を今月中に約250室分近くまで拡大。PCR検査の実施機関は現在、2カ所のみだが、近く都城市に設置され、延岡市も8月中旬をめどに夜間急病センターへ検査機器導入を目指しているほか、県は残る4地域医療圏でも整備を目指すとしている。

 一方、経営管理課によると、エクモでの治療には専門的な技能が求められ、医師や看護師、臨床工学技士など常時20人近いスタッフを集中的に投入する必要があるという。河野知事は議事終了後、「エクモは導入すれば使えるというわけではなく、非常に高度な技術、知識、経験も必要で、それと併せて態勢を整えていく必要がある」と話した。

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