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清本英男氏が死去−81歳

本紙掲載日:2020-06-11
1面

県内経済界をリード

◆延岡商議所会頭8期25年

 延岡商工会議所の会頭を8期25年にわたって務め、市内、県内の経済界をリードした清本英男さん(同商議所筆頭顧問、清本鉄工会長)が10日午前9時ごろ、肺炎のため延岡市昭和町の自宅で亡くなった。81歳だった。(3面に関連記事)

 通夜、葬儀は清本さんの以前からの希望と、新型コロナウイルス感染防止の意味もあって、家族葬で行い、後日「お別れの会」を開く予定という。家族葬の喪主は妻純子さん。日程と場所は非公表。

 昨年10月末に会頭職を後に託し、わずか半年余り。今年1月18日、清本さんを慕う223人に囲まれた「感謝の集い」では、たんが喉にからむ様子ながらも「道半ばの九州中央道の整備促進や九保大の応援については、もう少し頑張りたい」と意欲を見せていた。

 関係者によると清本さんは、病気の治療中ではあったが、任期満了で会頭職を引き継いだ後の11月にミャンマーに出張、今年4月まではゴルフに行くほど元気だった。同月下旬から体調を崩し、宮崎市内の病院に入院した後、先週、自宅に帰ってきていた。9日に容体が悪化したという。


◆高速道早期開通、大学誘致…・地域振興に尽くす――

 「やる気、勇気、元気」をモットーに、半生以上を延岡の地域振興にささげた。

 1938(昭和13)年12月1日、昭和町生まれ。大阪工業大学卒業。62年に家業の清本鉄工に入社し、88年から2017年6月まで社長。7月から会長。延岡商工会議所では1985年に議員に当選、94年から会頭。

 清本鉄工延岡工場長だった75年には、延岡青年会議所の第19代理事長を務め、いまや延岡の夏に欠かせない「まつりのべおか」を提唱。準備期間を経て第1回の実行委員長を務めた。そこから数えても45年間、「町のために汗をかく」活動を続けた。

 高速道路早期実現、中心市街地の活性化、市が計画した4年制大学誘致など、地域振興の要と信じる事業を全力で支援。東九州自動車道、九州中央道の建設促進のため何度も陳情に出向き、九保大誘致では、建設費の一助となる3億円超の寄付金集めに奔走した。

 清本鉄工社長としては中国大連金州新区(現金普新区)と延岡市との友好都市締結の橋渡しをし、市内事業所の海外進出を支援。

 「まつりのべおか」だけでなく「延岡花物語」など市民が行う各種地域振興イベントにも協力・応援を惜しまなかった。務めた役職は数えきれず、九州中央自動車道建設促進延岡期成会会長、大学おうえん協議会会長、野口遵顕彰会会長は現職。

 2001年に九州・山口地域経済貢献者顕彰財団表彰(産業発展功績)、06年に延岡市長表彰(地方自治功績)、07年に経済産業大臣表彰(中小企業発展功績)と九州地方整備局長表彰(国道交通業績功績)、17年に旭日小綬章を受章。

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