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コロナ対策予算などを提案

本紙掲載日:2020-06-08
1面

県議会6月定例会−8日、開会

 県議会6月定例会は8日開会。会期を24日までの17日間と決めた後、河野知事が新型コロナウイルス感染症対策を柱とする2020年度一般会計補正予算など13議案を、提案した。

 一般会計の補正額は107億4466万円。このうち、新型コロナ対策関連には41億6348万円を計上した。主な新規事業では、市町村と連携した応援消費プレミアム付き商品券発行事業に9億1710万円、売り上げが減少した企業の販路回復・拡大などを支援する地域中小企業等回復支援事業に2億6432万円を充てる。

 また、みやざき農水産就業緊急対策事業に2億4470万円、山の暮らしを守る森林整備支援事業に1億663万円、建設関連産業雇用受け入れ支援事業に1200万円など、産業ごとの対策にも注力。

 感染予防のためトイレを洋式化する県立学校等衛生環境改善事業に1億3335万円、県内・隣県からの合宿誘致強化を支援するスポーツランドみやざき県内消費促進事業に5550万円を組んだ。

 この結果、可決されれば一般会計の総額は6337億139万円となる。知事は今回補正のコロナ関連予算案が、3、4、5月に講じた総額105億円規模の対策に続く「第4の矢」と説明。3月に九州中央自動車道「蘇陽―五ケ瀬東」間の新規事業化が決定したことにも触れ、「早期完成に向けて全力で取り組む」と力を込めた。

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