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日向サンパーク「温泉館」−9月末で休館

本紙掲載日:2020-06-06
3面
休館が明らかになった日向サンパーク「温泉館」(お舟出の湯)

膨らむ債務コロナも影響−日向市

◆物産館などは継続

 日向市は5日、9月末で同市幸脇の日向サンパーク「温泉館」(お舟出の湯)を休館することを明らかにした。同日開会した市議会定例会の提案理由説明の中で十屋市長が表明し、同午後に臨時記者会見を開き経緯などを説明した。今後、温泉館の民間への譲渡、売却など、いろいろな形を検討、従業員については温泉館の28人と他施設も含め希望退職を募る。「道の駅日向」物産館やオートキャンプ場、体育施設については、引き続き事業を継続するという。

 日向サンパークは、温泉館をはじめ、「道の駅日向」物産館、オートキャンプ場、体育施設を有する総合レクリエーション施設として整備が行われ、指定管理者の第三セクター「日向サンパーク」(社長・十屋幸平市長)が運営してきた。特に温泉館は市民の健康増進、憩いの場として多くの市民に利用されている。

 市によると、温泉館入館者については、2010年度の17万6099人が最高で、19年度は15万3069人だった。温泉館はこれまでも赤字経営が続き、現在、6年連続で赤字を計上、20年3月末時点の累積赤字は約1億1655万円に膨らみ、債務超過も6655万円になるなど、大変厳しい経営状況にあるとしている。

 4月初旬からは今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で72日間にも及ぶ長期の施設休業を余儀なくされた。今後も第2波、第3波の流行が懸念される中、感染防止対策も長丁場となり、加えて「新しい生活様式」に対応した対策が求められるなど、財務状況のさらなる悪化が予想される。

 これらのことから、5月25日に運営会社から指定管理料の増額など、新たな財政支援についての申し入れがあり、市民の健康増進や従業員の雇用を守るためにも事業の継続を図りたいとさまざまな検討を行ったが、温泉館の経営継続は困難との判断に至ったとしている。

 十屋市長は「市の厳しい財政状況の中、これまで以上の財政支援や施設改修費用に対する将来の財政負担などを考慮すると、現状での温泉館の経営継続は困難であると判断し、断腸の思いで9月末をもって休館することを決断した。これらの施設の健全経営のためにも、温泉館の休館に伴う財政支援について、今定例会会期内の追加の補正予算をお願いしたい」と述べた。

 温泉館は02年、総事業費約13億2000万円をかけ完成、同年7月1日に営業を開始した。鉄筋コンクリート造り3階建て。延べ床面積は約1980平方メートル。大浴室1、同2、多目的浴室1、同2などを完備。同年、レジオネラ症患者が発生。レジオネラ症患者および疑い患者数は最終的に295人に達し、うち7人が死亡。03年10月22日まで計450日間という長期の営業停止処分を受け、オープン当初から利用が低迷していた。

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