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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー−救仁郷修・延岡保健所所長

本紙掲載日:2020-06-06
1面

避けなければならない医療崩壊

◆第2、3波の前に検査態勢強化

――新型コロナウイルス感染症の感染拡大が問題となって以降、どのような対応をとってきましたか。

医療機関からの相談やPCRの検査依頼などは積極的に受けて、感染が広まらないように対応させていただいています。また、協力いただく医療機関の増加にも取り組んでいます。協力を申し出ている医療機関があるので、県として協力医療機関、医療従事者への支援のほか、感染患者を受け入れた際の風評被害防止をさせていただきたいと思います。
PCR検査は、今のところ宮崎市内の県衛生環境研究所に検体を持って行く手段しかありません。今後に向けて、延岡市や県北地域に検査を受けてくれる所がないか、働き掛けたいと思います。

――行政や医師会、学識者などと、どのような連携をとっていますか。

緊急事態宣言が出た後は会議を開くことができませんでした。保健所だけで完結できることは少ないですが、各個別で案件があったときは相談させていただき、情報を共有しています。

――新型コロナウイルス感染症関係対策会議で掲げた「重要目標社会的弱者や重症患者を守りつつ、地域医療態勢と住民の日常生活の維持を図る」について取り組み状況は。

医療崩壊だけは避けなければなりません。他の疾患などで入院されている患者のご家族が面会できなかったり、学校も緊急事態宣言後に休業となりましたが、そのような中でクラスターが発生せず、医療供給体制は維持できました。保健所としては、今後も医療機関からの検体の検査を図り、地域医療体制を守ることが大事と考えます。
また、HIV等の特定感染症の検査もなるべく止めないなど、普段の業務を保ちながら新型コロナウイルス感染症対策等も進めていきたいと思います。

――新型コロナウイルス感染症について、これまでどのような相談が寄せられましたか。

「37・5度に達していないが、微熱が続いている」「発熱患者は診療しないと言われたが、どうしたらいいか」といった相談が寄せられ、検査や受診の対応をとらせていただきました。
医療機関によっては物理的、空間的に発熱患者を他の患者と分けることが難しかったり、医療スタッフに限りがあるなどの理由で診察できない所もあります。微熱が続いている方は、協力医療機関で検体採取や治療を受けていただくよう分けさせていただきました。

――今後、生活する上で注意すべき点は。

人と人との接触を減らしていただければ、リスクはある程度避けられます。社会生活を送る上でなかなか難しいとは思いますが、3密(密閉、密集、密接)や不特定多数の人との接触を避けながら感染症に気を付けていただき、通常の生活を送っていただければと思います。家庭内に感染者が出た場合は、生活空間を分けていただきたいと思います。

――第2波、第3波が心配されています。対策はありますか。

第2、第3波が来る前に検査態勢を強化させていけたらと考えています。熱やせきの症状がふだんと違うという場合は帰国者・接触者相談センターへ電話をかけていただき、諸症状に合わせて医療機関で診療してもらい、検査が必要であれば検査をする態勢を築いていけたらと思います。

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