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中心の里が花植え

本紙掲載日:2020-06-03
7面
苗を植える中心の里作業所の利用者ら

牧水生家前の花壇−日向

 障害福祉サービス事業所「中心の里作業所」(黒木克巳理事長、日向市美々津)は2日、同市東郷町坪谷にある若山牧水生家前の花壇に花を植える作業を行った。

 同作業所は、市から公共花壇管理を委託されており、利用者の機能訓練を兼ねて、公園などでの花の植栽作業に取り組んでいる。

◆種から苗育てる

 この日は、同作業所で種子から育てたマリーゴールド150本、ニチニチソウ100本の苗を準備、利用者9人と職員2人で広さ約30平方メートルの花壇に苗を植えた。

 雑草などを取り除いた後、一定間隔に開けられた穴にポットごと苗を配置、その後、ポットを外して土をかける作業を丁寧に行った。

 マリーゴールドは鮮やかな黄色や赤など色の違う4種類、ニチニチソウも赤やピンク、白などの花をつけている。

 同所での花の植栽は、4年前から実施している。冬にはパンジーやビオラを植える計画という。

 職員は「利用者の皆さんはきれいに花が咲くのを楽しみにしている。30分以上かけて来たので、遠出できたこともうれしかったようだ」と話した。

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