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新型コロナウイルスを除去

本紙掲載日:2020-06-01
3面
実証実験の成果を報告する宮崎大学医学部の片岡寛章学部長(右)ら(同学部)
深紫外線LED技術を用いた日機装の空間除菌消臭装置「エアロピュア」

深紫外線LED実証実験に成功−宮大医学部と日機装

 宮崎大学医学部(片岡寛章学部長)は5月27日、日機装(本社・東京、甲斐敏彦社長)と共同で、新型コロナウイルスをほぼ完全に除去する深紫外線LED(発光ダイオード)技術の実証実験に成功したと発表した。医学部によると、同ウイルスに対する深紫外線の有効性を発表した論文はまだ確認されていないといい、コロナ対策への大きな可能性を示した。

 同社は世界に先駆け深紫外線LED技術の自社開発に成功し、それを用いた空間除菌消臭装置を今年1月に発売。同装置はカビやアレルギー物質だけでなく、肺炎球菌などの病原菌やインフルエンザなどのウイルスも99%以上減少するという。

 共同研究講座では、感染が急拡大した新型コロナにも効果があるのではないかと着目。大学施設で、深紫外線LEDを照射した新型コロナのウイルス液と、照射しないウイルス液を用いて細胞株を培養したところ、照射時間が30秒と60秒のいずれもで99・9%以上のウイルスが減少した。

 深紫外線LEDは細胞のより深い部分に作用し、菌やウイルスのDNA(デオキシリボ核酸)を破壊し、不活性化させるという。一般的な紫外線よりも波長が短く、水や空気に対して高い殺菌効果を持つため、環境衛生や医療など幅広い分野での用途が期待され、手軽に利用でき小型・省力化できる利点もある。

 医学部は、産業・医療・宇宙航空などの機器・部品メーカーとして世界的にも広いシェアを持つ日機装と、昨年11月から共同研究講座「医療環境イノベーション講座(コラボレーション・ラボM&N)」を立ち上げ、病院内の空気汚染に関する日常的対応などをテーマに研究している。

 新型コロナは接触や飛まつで感染するとされているが、ウイルスが長時間浮遊するエアロゾルの危険性も指摘されており、同社の空間除菌消臭装置は「一定の感染リスクを抑える効果は期待できる」と研究統括責任者の鮫島浩医師(医学部付属病院長)。

 実証実験の成果は論文発表予定で、片岡学部長らは「今後はさらに詳細な効果などを研究・分析していく。同LEDを用いた床面のウイルス除去装置など、技術のさまざまな活用が期待される」と話している。

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