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昆虫とあそぼう(2)生態編(中)

本紙掲載日:2020-05-15
6面
菅原さんが育てるオオクワガタのさなぎ

◆オオクワガタは長生き−地中3年、地上3年

 カブトムシの幼虫は6月上旬ごろ、白から褐色に変化すると土の中に蛹室(ようしつ)を作り、さなぎ(蛹)になる準備を始める。さなぎになったら体は動かない。約1カ月このまま過ごし、羽化して7月上旬ごろ、地上に現れる。

 クワガタも6月ごろ、朽ち木の中に蛹室をこしらえる。羽化までに約1カ月かかるのはカブトムシと同じだが、成虫になってからそのまま1年間休眠する個体も存在する。

 成虫になると、クヌギやナラなど落葉性の広葉樹から出る樹液を求めて活動を始める。菅原昆虫店(美郷町南郷)代表の菅原亮さん(38)は「カブトムシもクワガタも夜行性。灯火採集した際は、アカアシ、ノコギリ、ヒラタ、ミヤマクワガタ、カブトムシ、コクワガタの順に集まり、午後10時以降から減り始める傾向にある」と話す。

 カブトムシの寿命は1年〜1年3カ月。このうち、成虫として活動できる期間は3カ月ほどだ。ノコギリやミヤマクワガタは、幼虫の期間がカブトムシよりは長いが、地上で暮らせる時間はさほど変わらない。

 一方、ヒラタクワガタやオオクワガタの寿命は長い。最も長生きするのはオオクワガタ。約6年の一生のうち約3年を地上で過ごす。適切に飼育した場合は、成虫のまま約5年は生きるという。

 寿命の長短に伴い、行動にも違いが生じる。カブトムシやノコギリクワガタなど短命な種は、積極的に動き回って餌場や雌を探す。攻撃性も高い。これに対しオオクワガタなどは縄張り意識が強く、餌場をすみかにするため、行動範囲が狭い。雌はフェロモンを出して引き寄せると言われる。



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