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笑顔広がる出張販売−野田町の愛マート

本紙掲載日:2020-05-12
8面

今年1月から−2公民館で週1回ずつ〃開店〃−延岡

 「火曜と金曜はお買い物デー」――。延岡市西階町の西階うぐいす公民館と、野田町の西階台公民館が週に一度、買い物を楽しむお年寄りたちでにぎわっている。野田町の愛マート(峯田英俊代表)が今年1月から、両地区の福祉推進チームから要請を受けて行っている出張販売で、野菜や果物、魚介類、総菜といった食料品などが喜ばれている。

◆交通手段を持たない高齢者のために模索

 両地区は高度成長期に多くの人が移り住んだ地域。しかし、現在は高齢化が進み、過去にはあったスーパーも今は地区内にはない。地区外のスーパーや量販店に行くには、長い距離を歩くことが困難だったり、交通手段を持たないというお年寄りには、ハードルが高くなっていた。

 このため、福祉推進チームが「何とかしてあげたい」と南方地域包括支援センターを通じて、出張販売をしてくれる業者を模索。峯田代表に打診したところ、「団地には長年お世話になったお客さんも多い。地域のためなら」と快諾を得てスタートした。

◆コロナ禍、感染防止対策念入りに

 開店日は火曜日がうぐいす公民館、金曜日が西階台公民館で、時間はいずれも午前11時ごろから。両公民館とも、開店前には福祉推進チームのメンバーが訪れ、館内の掃除や換気、品物を並べるための机などを準備する。特に今は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、念入りに掃除を行うほか、客同士が密集しないように配慮している。

 うぐいす公民館では当初、館内にある台所のスペースで十分だったが、買い物客が増え、持ち込む品物も充実してきたこともあり、公民館そのものを使うようになった。また、マスクをしていない買い物客には、うぐいす区福祉推進チームの甲斐幸恵代表が手作りしたマスクを使用してもらうなど、念入りに対策を講じているという。

◆豊富な品ぞろえ「本当に助かる」

 愛マートからは、峯田代表ら2人が、ワゴン車に商品を詰め込んで訪れる。約1時間の営業ながら、買い物を終えた人たちには笑顔が広がり、「本当に助かる」「買い物は楽しい」「総菜がおいしいから」「花も持って来てくれるとよ」との声が挙がる。自分の目で見て、商品を選べることが何よりも喜ばれている。

 甲斐代表は「最初は20人ほどのお客さんでしたが、今は40人ぐらいが来てくれるようになった。品ぞろえも増えて、『本当に助かります』とたくさんの声をいただいている」。

 野田町の民生児童委員島村善之典さんも「愛マートさんは、近所のお店なので安心できる。顔見知りも多く、コミュニケーションの場にもなっているので、これからも続けてもらえたら」と願っている。

 週に2回とはいえ、品物の準備や搬入、撤去と、手間も暇もかかるが、峯田代表は「どちらの会場も、推進チームの皆さんが掃除や設営と準備を手伝ってくれるので助かる」と感謝。「昔からの客さんで、数十年ぶりに顔を見る人たちも少なくない。皆さんの笑顔を楽しみに、新鮮で目新しい物をそろえていきたい」と意気込みを話していた。

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