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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・甲斐宗之高千穂町長

本紙掲載日:2020-05-08
1面

全ての面で大きな影響

◆今は心を一つに取り組む時

――高千穂町の影響を教えてください。

高千穂町は観光の町。例年、3月後半から多くの人々が訪れますが今シーズンは寂しい限りです。ホテルや旅館などの宿泊施設、飲食店、観光サービス業など全ての面で大きな影響を受けています。
例えば、道の駅「高千穂」の売り上げは3月が対前年度比3割減。4月は8割減になりそうです。
町の旅館業組合によると、2月ごろからキャンセルが出始め、2月は対前年度比1割減だったのが、3月は同5割減、4月は同8〜9割減になる見込みと聞いております。
飲食店も送別会や歓迎会があるシーズンでしたが外での食事、宴会が控えられていることから売り上げが伸びないと聞いており、同じ状況だと思っています。
農林業では卒業、入学シーズンの花の需要が落ち込んでしまいました。牛肉の需要も減っており、子牛セリ市は1月に比べると15万円ほど単価が下がったとの報告を受けております。
また、今年度は町政施行100周年でさまざまな行事を計画しています。けれども東京五輪の聖火リレーは100周年記念と併せて盛大にしたかったのですが延期になりました。事業ではプロ野球、福岡ソフトバンクホークスのゲームスポンサーとなって観光誘致など大々的にPRすることもしたかったのですが野球が開幕しないため中止が決定しました。

――町の対応、対策は。

コロナが収束しないと前に進まないため、今はコロナの収束、感染予防対策の啓発に努めることが第一です。
事業者への支援としては既に、以前から町が独自に金融機関と連携して設けている特別融資制度の貸付金利引き下げ、融資期間返済期間の延長など融資を受けやすい制度改正を行いました。
また、商工会や旅館業組合の要望を受けて店舗の賃料、経営に関しての固定経費を含めた補助制度、雇用調整助成金の申請に必要な経費の支援制度の予算化に取り組んでいます。できることはやっていきたいと思っています。
今後、国や県の支援策の手続きが町へ一気に下りてくると思われるのでその準備をしっかりして、混乱がないようにしたいです。
また、飲食店がテイクアウトやデリバリーなど工夫しているのでそれを応援しようと、情報を町のホームページで知らせ、町職員にも積極的に利用するように呼び掛けています。
今は、コロナ収束後を見越した対応策を検討して練る時期。収束が見込める局面になれば、宿泊施設や飲食店などの積極的な利用を促進する事業を行っていきたい。観光協会などと話し合いながら何ができるかを検討しているところです。

――町民へのメッセージをお願いします。

先ほども申し上げたように、行政としてはコロナを収束させることが第一です。政府のいうV字回復フェーズになった時には、最大限のおもてなしの気持ちをもって、多くの観光客の皆さんをお迎えしたいと思っています。
今は町の皆さんの健康と命を守ることが最優先。そういうことで、町観光協会などと協議して今回の大型連休は、町に感染拡大が止まらない都市圏などからの観光訪問を自粛してもらう対策を取りました。
今は、みんなが心を一つに取り組む時。一丸となって、この難局を乗り切っていきましょう。

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