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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・田崎澄県飲食業組合理事長・日向支部長

本紙掲載日:2020-05-06
1面

要望多い「補償をしっかり」

◆みんなで悩みと不安を共有したい

――飲食業における影響や現状は。

2月はあまり落ち込みを感じることがなかった店が多いです。3月に入り、学校関係の謝恩会や歓送迎会のキャンセルが相次ぎ、影響の大きさを感じ始めました。4月に入って志村けんさんのことや県北で感染者が出てからは一気に雰囲気が変わった感じがあります。

――全国に緊急事態宣言が拡大されました。

4月から一気に人の流れが変化し、危機的状況が起こっていることに上乗せして、緊急事態宣言です。日向は全国有数のサーフスポットがありますが、県外者の立ち入り規制だけでなく、全てのサーファーに自粛要請が出ました。
民宿関係の宿泊者も無くなり、街中や郊外の観光スポットからも人が消えました。「新たな感染者もなく、少しは緩和してくるのかな」との思いもありましたが、日に日に悪くなっている状況です。

――どのような相談が寄せられていますか。

国や県、市町村などが支援策を出していますが、「いつからもらえるようになるのか」「どのように手続きをするのか」などの相談が多いですね。中には、うちの事務所に来て話だけ、顔を見るだけなんですが、そうして気持ちをつなぎ止めている人もいます。
緊急事態宣言後も休業要請がなく、店を休めば収入は消え、店を開けてもお客さまがほとんどない。本当に疲弊しています。補償をしっかりしてもらいたいという要望が一番多いです。

――国や県、市に対しどのような経済対策を望みますか。

国も動いていますが、手続きも煩雑で時間もかかります。自治体、市町村レベルでの素早い対応が必要です。誰も売り上げの補償をしてくれとは言いません。今はこの状況を受け入れ、じっと我慢してしゃがんでいる状況です。
収束し次にジャンプする時までの余力、その時までつなぐことのできる最低限の救済を考えてほしいです。あすも持ちこたえられるか分からないという状況に来ています。素早い対応が一番です。

――新たな取り組みを始めた店もありますね。

テイクアウトを始めた店舗もあります。SNSでのテイクアウト情報や地域紙による情報の発信も大きくなっていますし、利用していただいていることは、本当にありがたいことです。しかし、つなぎにしかなりません。テイクアウトが今後、新たなスタイルになるかもしれないし、良い模索ではありますが、収束後も定着するとなると、少し怖いです。各店主は、料理だけでお客さんをもてなしているわけではなく、店の雰囲気や活気などを含めての店づくりをしています。今はそのジレンマを抱えています。

――会員や市民に呼び掛けは。

この状況は世界全体での大きな試練です。大変なのは自分だけではないことを認識し、一人で考えふさぎ込むことのないよう、みんなで悩みと不安を共有していきましょう。
市民の皆さんには、自粛を心掛けながらも、家族や親しい方々と少人数でのたまの外食は楽しんでほしいと思います。各店舗も感染防止に対する取り組みは行っています。少しでも早い収束を祈ると共に収束した際はたくさんの方々に街に繰り出してほしい。各店の料理やおもてなしで、喜んでいただけるよう頑張っていきます。

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