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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・山田圭吾県ホテル旅館生活衛生同業組合延岡支部長

本紙掲載日:2020-04-30
1面

存続していける支援を

◆条件緩和や拡充、迅速に

――延岡市内のホテル・旅館業界は、どのような現状でしょうか。

予約が入らない状態です。うちでも大型連休までは、ほとんどキャンセルになりました。さらに、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された後、残りの予約もキャンセルになりました。
3月の売り上げは昨年の同じ月に比べて70%ぐらいで済んでいたのですが、4月は30%台。5月は今回の緊急事態宣言で厳しくなるのではないでしょうか。
一番の問題は雇用です。お客さんがいないのにお店を開けなければならないため、従業員の多い所は雇用のことで悩んでいると聞いています。
宿泊客の中には県外から避難してきておられる方もいますし、出張で来られている方もいます。そういった長期滞在の方が一人でもいる以上は、お店を休むわけにはいきません。

――対象地域が全国に拡大された緊急事態宣言をどう受け止めていますか。

全国のみんなが協力して新型コロナをなくすのはいいことですが、感染者の多い東京や大阪、愛知などと同じような扱いで外出自粛や移動制限、学校休業などで人の動きを止めるのは、ちょっと違うのではないかと思います。
延岡で感染は広がっていません。緊急事態宣言でまち全体の動きが止まったら、いろんな業種が休業に追い込まれるのでは。さらに人の動きが止まるのは、ホテル・旅館業界にとってはこたえます。

――3月、市に「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書」を提出した際、窮状を訴えていました。その後、状況はどう変化しましたか。

状況は厳しくなり、組合費が払えないという所が出てきて、組合の存続問題にもなってきました。今年は組合員それぞれのために組合費を免除する方向で考えています。そうなると、事業活動に充てるお金がなくなります。
これまでは、自己資金と市の補助金でクーポン券などさまざまなイベントを行ってきました。組合費が入ってこなければ、固定費だけで精いっぱいになり、イベントに自己資金を充てられなくなります。

――各ホテル・旅館でどのような感染防止策をとっていますか。

マスクの着用や消毒を徹底し、従業員から感染者を絶対に出さないことです。万一、感染者が出た場合にどう対応するか。いざという時に慌てなくて済むよう、今後は他県の組合の事例も参考にしながらマニュアルを用意したいと思います。

――この事態をどう乗り切りますか。

営業を続けていけるかどうか瀬戸際にきています。今の状況を乗り切った後、V字回復のためにもお客さんを呼び込んでいこうという思いです。早く収束することを願っています。

――国、県、市に対して求めたいことはありますか。

ホテル・旅館が存続していけるような支援をしていただきたいと思います。中小企業に対する助成は、事業規模が小さな所については非常にありがたいのですが、事業規模の大きな所は助成が上限いっぱいでも足りない状況です。条件の緩和、内容の拡充など、できるだけ迅速にお願いしたいと思います。

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