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コロナリポート−先の見えない不安

本紙掲載日:2020-04-28
3面
営業自粛を決めた「焼肉さかえ」の店内。机上のこんろには新聞紙が敷かれ、新型コロナ禍の収束と営業再開の時を待つ

焼き肉さかえ−門川

◆稼ぎ時だが−何かあってからでは遅い

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は収束の気配を見せず、飲食店が営業を自粛するなど多大な影響を及ぼしている。

 「再開した後、お客さんが戻ってきてくれるだろうか」「今でも休んでよかったのか悩んでいる」

 先の見えない不安を抱えながら、一日も早い収束を願う日々が続く。

 門川町西栄町で「焼肉さかえ」を経営する木原千穂さん(55)は、13日から5月31日まで店の営業自粛を決めた。「お店から感染者が出るのではという恐怖感があった。これから大型連休にかけて稼ぎ時だが、何かあってからでは遅い」と理由を話す。

 日ごろから机や椅子をアルコール消毒液で拭き上げるなど衛生面には気を使ってきた。潮目が変わったのは安倍首相が東京など一部地域に緊急事態宣言を出してから。「歓送迎会だけでなく、家族で食べに来られる方も少なくなった。予約のキャンセルがすごかった」と影響の大きさを振り返る。

 「排煙ダクトがあるし、換気もされているから、ここは安心じゃわ」と話す利用客もいたというが、外食自粛のムードはじわりと押し寄せていた。4月の売り上げは、3月に比べて半分以下に落ち込んでいたという。

 自粛を決めた後、常連客から「いい判断だったと思う」「再開したら必ず行きますから頑張ってください」など連絡を受け、「とても励まされた」と一瞬、笑顔を浮かべた。ただ、いつ終わるとも分からない新型コロナ禍。「一日も早くお店を開けられるようになってほしい」と願うように語った。


◆居酒屋徳とく−延岡
 悩んで自粛を決断−感染予防には休業が一番

 延岡市紺屋町で「ロボット居酒屋ダイニング徳とく」を経営する村上功一さん(50)も13日から5月31日までの間、営業を自粛する。

 2月下旬に安倍首相が大規模イベントの中止や延期、規模縮小を呼び掛けてから客足が遠のくなど、徐々に影響を感じたという。3月までは何とかやりくりできたものの、状況は厳しくなる一方だった。

 「続けるか、自粛するか、かなり悩んだ。影響は少なくないが、感染予防のためには休むのが一番。お店のためであり、お客さんのためでもあると考えた」と決断の理由を話す。

 雇用調整助成金の助成率が10分の9に引き上げられたことなども背中を押した。「手続きを社会保険労務士さんにお願いした。依頼する費用の3分の2を市に援助していただけると聞いて。これは大きかったし、助かった。個人で手続きをするには書類が多いし、手間がかかるので」

 再開に向けては「新型コロナウイルスの感染拡大が長引かないかが心配」と吐露する。一方で、「営業自粛の間は店のメンテナンスや収束後に向けて新商品の開発など、いろんなことをしていく」と前向きに語った。

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